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2019年4月

2019年4月29日 (月)

物が壊れる時期

東京と松本にはパソコンとフレッツ光があるので、どこにいてもまったく同じような感じで仕事をすることができます。清里フォトギャラリーがあった時は計3箇所でしたが、清里のパソコンは東京に持ち帰り、フレッツ光は完全に解約しました。
いつもハードディスクだけを持って移動し、各地でパソコンに繋げて作業をしているのですが、気になることが一つありました。それはフレッツ光のスピードの違いです。
東京、清里、松本と、スピードは全く異なります。最も遅いのが東京です。回線も不安定で、たまに切れたりもします。Wi-Fiルーターのせいだと思い、昨年末、ヨドバシカメラで最新機種を買ってきたのですが、改善されません。
もしかしたらモデムが原因かも……と思い、NTTさんに電話してみました。
リモート検査で問題は見つからなかったのですが、モデムはすでに10年経っているので、内部で何らかの不具合が起きているかもしれないとのこと。機種交換となりました。
Img_20190430_203610_1 先日、新しいモデムが届いたので、早速交換してみます。すると……
お~、早い。スピードは劇的に改善しました。回線も安定しています。やはりモデムのせいでした。こんなことならもっと早く電話すればよかったです。
今回は、モデムにWi-Fiをつけてもらいました。+月300円です。昨年末に新調したWi-Fiルーターは、ブリッジモードにし、増幅器として使っています。無駄にはならなかった。

吉村事務所、今、ちょうど物が壊れる時期です。仕事場で使っている大型コピーも調子が悪く、プリントする度にイライラが募ります。
車もそろそろ車検です。今回はすごくお金が掛かるでしょう。タイヤも夏、冬ともに交換しなければなりません。車に関しては、もう何年も前から「2回目の車検の前に売る」というスタイルを貫き通してきたのですが、今回はどうしようか迷っています。
新しくなった16インチの自転車はすこぶる調子がいいです。今、自転車に乗りたくて仕方ない。駅や銀行に行くのが苦ではなくなりました。

2019年4月26日 (金)

写真は最初に選ぶ

昭和から平成に変わったとき、プリンスエドワード島にいました。そう、島で暮らして写真を撮っていたときです。当時借りていた部屋には、テレビも電話もなかったので、平成になったと知ったのはずっと後になってからでした。
プリンスエドワード島で暮らしたのがすべてのはじまりだった。
それ以降の出来事、出会った人のすべてが平成という時代だったのです。そう考えると感慨深いです。

平成から令和に移り変わろうとしている今、日本にいます。朝から晩までパソコンに向かい、スペインで撮った写真の整理を行っている。
いつもだと一次選考、二次選考と徐々に絞り込んでいくのですが、これだと膨大な時間が掛かることが判明。最初の選考である程度絞り込む方式に切り替え、今、フォトショップと戦っています。

2019年4月25日 (木)

自転車について

クレジットカードのポイント3万円でゲットした商品券で購入しようと考えていた自転車。10日ほど前、ヨドバシカメラで思い切って買いました。ライトとか防犯登録とか任意保険をつけて、ちょうど3万円です。
16インチ、ダイヤの泥よけ(フェンダー)だけは妥協できなかったので、シトロエンにしました。安い折り畳み自転車は故障が多い、という意見も多いのですが、あくまでネット情報なので、信用出来ません。何事も良し悪しは自分で判断します。
シトロエンだからと言っても、もちろん車会社がこの自転車を作っているわけでなく、単なる名前を貸しているだけです。
毎日の移動で使っていますが、とてもいいです。漕ぎ心地、乗り心地は、以前の自転車よりも進化しています。
やはり16インチにしてよかったです。銀行と郵便局と病院とダイエーのあの狭い隙間にスッと停められるから。仕事場のエレベーターに乗せても、誰からも文句を言われません。
というわけで、この自転車も810年は乗るつもりでいます。
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スペインの写真セレクト

東京にいる時は13時間ほど時間を作り、スペインの写真整理を行っています。
1村、8001200枚くらいの写真を撮っています。第一次選考で1/3に削り、第二次選考で100点くらいに絞ります。11点、露出やピントをチェックしていかないといけないので、セレクトはかなりの時間を要します。頑張って6月中旬までには終わらせたいです。原稿書きはそれからです。原稿も34カ月は掛かるでしょう。「スペインの最も美しい村全踏破の旅」の本は年内に形にします。

海外で、何十万枚も写真を撮っているので、いいカメラ、イマイチのカメラ、いいレンズ、イマイチのレンズというのはよーくわかります。そう、機材の良し悪しは、現場を知る写真家が一番知っているのです。

連休が明けると、いよいよ写真展です。クリスタルプリントの作品70点を展示する大きな写真展になります。
2週間、毎日会場に行き、週末はギャラリートークを行います。是非お立ち寄りください。

清里の「吉村和敏フォトギャラリー」へは、今のところ53日(金)に日帰りで行こうと考えています。オルゴール館がOPENする10時から夕方まで館内や村内にいますので、声を掛けください。
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2019年4月24日 (水)

日比谷にて

今日も日比谷に出る用事があったので、東京ミッドタウン日比谷に立ち寄ってみました。ここに写真を売るお店「イエローコーナー」があります。商品をチェックしてみましたが、価格は適正だと思いました。原価は100円単位でわかります。
額装した写真、ブックマット、アクリルの写真がメインですが、アクリルは3mmでした。ちなみに吉村フォトギャラリーのアクリルは5mmです。今A4サイズを1.5万円で販売していますが、利益が出ません。2.53万円くらいに上げようかな、とふと思いました。
いずれにしても、このフランスの会社「イエローコーナー」は、「写真を売る」を世界的なビジネスとしているので、凄いなあ〜と思いました。やっていることは吉村ギャラリーと同じなんですけどね(笑)

吉村和敏という人間は、チャレンジ精神はあるのですが、ビジネスマンとしての才能がまったくないのです。
お店や会社をはじめるとしたら、最初、数千万、億単位でガツンと投資しなければダメとわかっても、それが怖くてできないのです。そう、最初から守りに入ってしまう。でも成功する人たちは何かが違う。失敗を恐れていないのかもしれません。

Img_20190424_141814 周辺のお店も覗いてみました。壁に写真を飾るレストランがありました。スタバもそうですが、最近写真をインテリアに取り入れるお店が増えています。
よく色々な人に、「吉村さんの仕事場には、どんな写真が飾られているんですか?」と質問されます。
実は、棚や物が天井まで積み重なっているので、壁がありません。唯一空いているペースに、ブルーモーメントの灯台の写真を1点飾っています。実はこれ、数年前に、清里フォトギャラリーはどの額でいこうか……と検討していた時に買った額の見本です。マットも買い、写真の寸法出しもした。ここからすべてがはじまりました。
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2019年4月23日 (火)

写真展のプリントが仕上がりました

10連休、働いている人たちにとっては大変らしく、僕の周りにいる人たちは皆さんピリピリしています。写真展で販売する写真集を出版社に注文するだけでも、何だか申し訳ない気持ちで一杯でした。

510日からはじまる写真展の準備は順調です。今日、プリントが仕上がったので、銀座のクリエイトさんで仕上がりチェックを行いました。
やはり表面がツルツルのクリスタルプリントは美しいです。びっくりしました。あまりに輝いているので、天井の蛍光灯がダイレクトで写っています(笑)
70点中、4作品を大判で展示します。クオリティ、とてつもなく凄いです。もちろんこれも、JPEGの撮って出しです。そう、つきつめていけば、やっぱりJPEGが一番適するのです。RAWTIFFだと、多くの人がいじりすぎてしまうので、いかにもデジタルっぽい作品になります。
会場の入ってすぐの所に「撮影コーナー」が誕生します。ここに展示するノートルダム大聖堂の写真は、さらに3倍くらいのサイズに引き伸ばします。うまく記念写真を撮ると、カナダにいるような感じになります。撮った写真はSNSでどんどん拡散してください。
写真展「Du CANADA」、ご期待ください。
Img_20190423_125924 Img_20190423_125807 Img_20190423_130913 Img_20190423_131826 Img_20190423_132004 D41bk3yxsaaqaij

2019年4月22日 (月)

イライラ続きだったので、メモリを衝動買いした

スペインで生み出した膨大な写真と戦っています。5万点以上はあるでしょう。ちなみにイタリアは10万点以上。フランスの頃はまだフィルムでした。
朝からイライラ続きです。なぜならば27インチMacのパソコンがあまりに遅いから。4時頃、ついにキレました。
作業を中断し、電車に乗って秋葉原へ。8GBのメモリを2枚買います。

仕事場に戻り、早速取り付けてみました。8+8+8+8で32GBになった。
メモリはあくまで「部屋」です。つまり作業スペースを広くしただけ。まだよくわかりませんが、何となくフォトショップが快適に動くようになった気がする。明日スピード測定してみます。Img_20190422_181616

2019年4月21日 (日)

萌木の村へ

Img_20190421_144741お昼頃、「萌木の村」へ。
まずはオルゴール館内の吉村フォトギャラリーに行き、作品額をチェックします。感想ノート、拝読いたしました。ありがとうございます。
2時間ほど村内を歩き、撮影を行いました。清里に来る度にカメラを向けようと考えています。12年撮り続け、ミニ写真集を作るのも面白いかもしれません。
ゴールデンウィークの頃は新緑が美しいでしょう。僕もどこかで足を運ぶつもりです。日程が決まり次第、ブログとTwitterでお伝えします。
Img_20190421_144758オルゴール館は年中無休です。是非お立ち寄りください。

夕方、東京へ向かいました。中央道は30キロ渋滞。国道を走って高尾まで行き、八王子インターから高速に乗りました。国道はクネクネ道ですが、車の運転が好きなので、走っていて楽しいです。

2019年4月20日 (土)

岡谷で講演会

10時半頃、長野県岡谷市のイルフプラザに到着。パソコンとマイクチェックの後、13時半から講演会がはじまりました。
カナダは広大な国です。1時間ちょっとで全土についてお話するのは難しかったです。予定より15分もオーバーし、1時間半もしゃべってしまいました。これでも後半はかなり巻いた方なんです。
岡谷市は、2020年の東京五輪・パラリンピックでカナダのホストタウンに認定されています。今後もカナダへの理解を深めてもらうべく様々なイベントを開催していくとのことでした。

岡谷市ってどこからどこまでだろう……とふと気になり、Googleマップで調べてみました。なるほど諏訪湖畔の左半分のエリアと、高校生の頃よく登った高ボッチ高原と鉢伏山も含まれるのですね。知らなかったです。
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2019年4月19日 (金)

スペインの写真セレクト

D4fwkhiuiaawh5p スペインの写真整理を始めています。
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年間で生み出した写真は膨大な量。村ごとにわけ、そこからお気に入りを選び出すのに23カ月は掛かるでしょう。夏までには終わらせたいです。
一回の取材では、1台のカメラしか使わないようにしています。なぜなら、23台と使ってしまうと、後の写真整理が大変になるから。
しかし1回目と2回目のスペイン取材では、カメラを2台使ってしまいました。標準ズームと望遠ズームをわけて撮影していたのです。
案の定、今、村の仕分けで苦しんでいます……。かなり大変。

イライラする原因はもう一つあります。27インチiMac2017)の遅さです。
購入時のメモリ448GBでは、ネットを見たりメールを書いたりするには問題ないのですが、フォトショップを使って写真を表示したりいじったりするのは「100%」無理です。
昨年秋葉原で8816GBのメモリを買い、合計81624GBにしてみたのですが、これでも話になりません。
来週8816GBを新たに買い、合計32GBにしてみます。これでも遅いようだと、このマックを売り、新しいマックを買うつもりです。やはりMac miniがベストですね。
2012年に、フルスペックのMac mini2台買ったのですが、今の27インチiMac2017)より数倍早いです。ストレスなく仕事が出来ました。
そうiMacは、モニターとか色々なものがついているので、やはり無理があるのです。個人的にはMac miniが好きです。

2019年4月18日 (木)

基本はJPEGで

D4aoespx4aaloka 岡谷市の講演会の準備、ようやく終わりました。やはり1週間は掛かります。撮影の旅が多い夏、なかなか講演の仕事をお受けできないのはそのためです。
東京六本木で開催する写真展も近づいています。この講演会は511日です。準備はゴールデンウィークに行います。
よく「講演会」と「ギャラリートーク」の違いを質問されますが、ギャラリートークは会場内で個々の作品を簡単に解説するだけです。別会場で行う講演会の方は、アザーの作品もたくさん見せることができるので、撮影時の状況、自分自身の考え、想い、夢などを熱く語ります。
明日発売の「日本カメラ」5月号に、数点Du CANADAの写真を発表しています。色、とてもいいですよ。これもJPEG入稿。写真展のプリントもJPEGです。
近頃、時間に追われているという理由もあり、撮って出しのJPEGファイルばかりを使っています。その仕上がりを見て、「やはりJPEGの方が仕上がりは美しいな」と感じています。
RAWを現像し、レタッチし、TIFFで入稿原稿を作ると、何かが違う。色もあまりよくありません。
そう、基本はすべてJPEGでいいと思うのです。でも念のためRAWも撮っておいた方がいいですね。

2019年4月17日 (水)

紙わざの店 ペーパーバグ

Img_20190415_095049 先日清里に行ったとき、吉村フォトギャラリーの次に入った切り絵作家さんのショップに立ち寄りました。
店内は素晴らしい空間でした。緻密な作品を観て思わず感動。まさに職人技です。
ペーパークラフトの体験も出来ます。「萌木の村」にお越しの際は是非お立ち寄りください。
http://www.moeginomura.co.jp/tenant/paper-bug/

向かいの大きなお土産屋さん「エッセンガルテン」では、ソフトクリームのコーナーが出来るそうです。工事が急ピッチで進んでいました。

2019年4月16日 (火)

八重桜が満開

とにかくやることが山積みで、毎日かなりハードな生活です。最近、寝る時間がない。10連休さえなければもっと楽になるのですが……。

講演会の準備でも、パワポを作るのに最低で1週間は掛かります。写真展のキャプションも書かなければいけないし、原稿も溜まっている。
請求書が山ほどあり、支払いが23カ月滞っていたので、さすがにマズイと思い、258分に銀行へ。ふと見上げると、八重桜が満開でした。海外では八重桜の方が人気です。バンクーバーもそうでした。僕も八重桜の方が好きです。

今連日ニュースでやっている携帯の料金。各社、格安スマホの会社を持っているわけであり、そこまで含めると、日本は世界の中でも携帯料金はかなり安い方だと思います。そう、決して高くはないのです。
たとえば多くの日本人が使っているiPhoneのデュアルsimモデルを日本でも発売すれば、多くの人がデータのみ格安simに移行すると思う。今賢い人は、Androidのデュアルsimモデルを使い、通話はdocomo(月980円)、データは格安のOCNモバイルONE(月2300円)を使っています。
個人的には、携帯よりも、家のネットつまりフレッツ光の方を安くしてもらいたいです。東京と清里と松本で契約しており、各7000円なので、毎月2万以上支払っています。今回清里は解約しましたが、東京と松本はこれからもずっと継続します。
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2019年4月15日 (月)

オルゴール館内のフォトギャラリー、完成しました。

D4knbt3w4aaxwbo 建設会社さんにお願いしていた飾り棚が入る日です。深夜、高速を走って清里へ。
スペインに行く前に「こんな感じで作ってほしい」とイラストを渡してお願いしていたのですが、想像以上の出来映えでした。
早速スペースの中に入れ、大工さんに組み立ててもらいます。
その後、2時間ほど掛けて写真額を飾っていきました。小さなスペースですが、入口の壁と合わせて合計50点ほどの作品額を展示することができました。

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今日、10点のアクリル額を補充しました。

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青の教会のアクリルの作品額、とても美しいですよ。オルゴール館のスタッフの皆さん、感動していました。

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写真集も、絶版本以外はすべて購入できます。「Du CANADA」は5冊入荷しました。

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今後、作品額は定期的に補充していきます。時間のある時にデザイン額の買い付けにも行って来ます。

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頭の中に思い描いていたミニギャラリーを生み出すことができました。是非お立ち寄りください。

2019年4月14日 (日)

今後の予定です

4月20日(土)1:30〜
吉村和敏講演会「カナダという魅力ある国」
長野県岡谷市 予約は必要ありません
詳細はこちら↓
http://www.city.okaya.lg.jp/site/kyouiku/24427.html

4月15日(月)
吉村は清里に行きます。展示スペースの飾り棚の工事があるためです。
オルゴール館内のミニギャラリー、明日から本格的に始動します。
明日も新規の作品を数点持ち込みます。何の絵柄を追加したかは、明日ブログにアップします。また、GWのどこかで清里に行きます。オルゴール館にいますので、声を掛けてください。日時が決まり次第、ブログでお知らせします。

5月10日(金)から東京六本木で始まる写真展「Du CANADA」ですが、週末はもちろんのこと、平日も可能な限り会場に詰めます。2〜3日、どうしても外せない打ち合わせがあり、その時は出ることが出来ません。詳しい日程はブログでお知らせします。
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2019年4月12日 (金)

やはり自転車は16インチがいい

Img_20190413_160353自転車、かなりガタがきているので、早く乗り替えたいです。
20インチでもいいやと妥協し、今日近くのアサヒサイクルに行ってみました。何台か20インチを見たのですが、やはり自分には大きすぎる。買うのをやめました。
やはり16インチがいい。仕事場のエレベーターにスッと乗せられるし、銀行と郵便局のあの場所に停められます。よく行くA医院、B歯科も、16インチだと建物のあの隙間に入れることができるのです。
16インチは、ヨーロッパ車の名を借りたブランドでいくつかありますが、この低価格で品質や安全性は大丈夫なのかな……という不安があります。かといってダホンの16インチは、7万近くもします。さすがに自転車に7万かけるというのは考えてしまう。
自転車選び、今暗礁に乗り上げています。
16インチで、前後タイヤに泥よけカバーつき。これだけは譲れない点です。

話が変わりますが、Uber Eatsの配達パートナー。これ、素晴らしい仕事ですね。もし自分にフリーの時間があったら、すぐにでもやりたいです。
夢を追い求めている若者、特に写真家になりたい若者にはぴったりの仕事です。何と言っても好きな時に働けるのがいい。20代の頃にこの仕事があったとしたら、100%やっていたでしょう。
いつか時間が取れたら、Uber Eatsの配達パートナーの仕事、少しだけトライしてみます。一本のエッセイが書けると思う。

2019年4月11日 (木)

写真展&講演会の詳細は、今晩ブログとTwitterでアップします

時差ボケで、かなりフラフラモードです。打ち合わせ中、何度もフッと意識が遠のくことがありました。
5月の写真展が迫ってきました。その前に10連休があるので、かなり焦っています。写真額の制作などを行う関連会社がすべて休みになってしまうからです。
Img_20190411_183506 今日の打ち合わせで、写真点数と会場のレイアウトが決まりました。
写真は特大写真(1200×1600)を4点、大写真(600×800)を66点展示します。クリスタルプリント、アルポリック仕上げです。
すべて「JPEG撮って出し」でプリントします。今の時代、RAWを使わなくても全然大丈夫なんです。皆さん、驚くでしょう。
会場のレイアウトは、複数案の中から、最も展示映えするレイアウトを選びました。毎週末ギャラリートークを行うので、開放感を重視しました。
案内所のPDFと講演会の詳細は、今晩、ブログとTwitterでアップします。会場の関係で先着200名だけなので、お申し込みはくれぐれもお早めにお願いいたします。

2019年4月10日 (水)

写真集「Du CANADA」

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吉村和敏写真集「Du CANADA」
2月23日発売 定価3,200+税
(日経ナショナルジオグラフィック社)
Amazonはこちら
https://amzn.to/2FIXlrV

2019年4月 9日 (火)

簡単にスペインの旅を振り返る

Img_20190328_160636 2週間のスペイン取材です。「スペインの最も美しい村」は、今年頑張って完結させます。
イスタンブール経由で、スペイン、マドリードに入りました。レンタカーをピックアップ、まずは300キロほど北上し、山の中にある小さな村へ向かいます。
海外に来ると、花粉症がピタリと止まります。鼻も目も喉も途端に調子がよくなる。正直、この時期は毎年海外に出たいです。ホント、日本の春は苦痛です。喉が激しく炎症し、声が出なくなったのは、間違いなくスギ花粉に原因があるのです。

今回は、昨年新しく加わった11村を追い掛けるため、スペインを一周する旅になります。
3日後、フランスとの国境沿い、ピレネー山脈の麓にある小さな村を訪れました。スキー場にはまだ雪が残っているらしく、町や村はたくさんのスキー客で賑わっていました。ホテル探しが大変だった。

以前はたくさんの機材とともに海を越えました。
でも今の時代、それが出来ません。飛行機の荷物の重量で引っかかるし、入国時、税関で呼び止められたらアウトです。
また、ヨーロッパの街中で、機材をたくさん持って歩くことは危険です。悪いやつに狙われます。
ここ数年、デジカメ1台と交換レンズ2本のみです。これですべてを撮っている。
たくさんの機材を使って思う存分写真撮影できるのは、平和な国、日本だけですね。

Img_20190331_155556 700キロ西へ移動し、海沿いの村に滞在。
レストランのオープンテラスで食事をしていたら、急に気温が下がり、ブルブルと震えながら食事をすることになりました。
ホテルの部屋も寒く、持って来た寝袋を使って眠りましたが、朝起きたら頭と喉が痛い。どうやら風邪を引いたようです。
それでも移動の旅を続けましたが、4日間ほど調子が悪かったです。咳がとまらず、夜はなかなか眠れませんでした。
5日目にしてようやく回復の兆しが訪れ、アンダルシアにある最後の村を撮ることができました。旅先で体調を崩すと何かと大変です。

スペインの最も美しい村、マヨルカ島とカナリア諸島にも登録された村がありあす。この2つの村をどうするか、5年間ずっと考えていました。
そこで今回、思い切って日帰りでマヨルカ島の村に行くことにしたのです。
まずはマドリードに入り、空港近くのホテルを2泊取ります。ネットで航空券を買い、島のレンタカーを予約。
なぜマドリードを拠点にしたかというと、国内線は機内預けの荷物が有料になるからです。(1個6000円ほど)よって、スーツケースを持っての移動は出来ません。乗客の皆さんは荷物を機内に持ち込んでいます。
カメラと三脚だけを持って、ホテルのシャトルバスを使って空港へ。朝一の便でマヨルカ島へ。レンタカーをピックアップ。5時間ほど村を取材、夕方の便でマドリードに戻りました。日帰りで沖縄を取材するような感覚です。
次回、アフリカ大陸の西にあるカナリア諸島の村も、こんな感じでマドリードを拠点にしようと考えています。

Img_20190330_102949 今回の相棒は、スペインの自動車会社セアトのアローナでした。これがとても素晴らしい車で、運転が楽しかったです。2週間の走行距離3800キロ。
ヨーロッパは、日本とは比べものにならないくらいの車社会です。これほどまでにたくさんの車が走っているのに、交通事故は少ない。何故か? 理由は二つ考えられます。
一つは交差点がラウンドアバウト(ロータリー式交差点)だということ。車はスイスイ行けるし、渋滞も起きません。そう、交差点に信号機はいらないのです。信号機があるから事故も渋滞も起きる。何で日本はこのことを理解しようとしないのか、不思議です。甲府の町を過ぎると、清里の萌木の村まで、50個以上の信号機があります。これ、すべて必要ありません。
あと、ヨーロッパは、車がほぼすべてマニュアル車。自分で車をコントロールできるので、事故の確率はグンと下がります。お年寄りも、若者も、ホント、運転がうまい。
今日本ではMT車の選択幅が狭くなっていますが、でも拘りを持って造り続けるメーカーもあります。やはりMT車は運転が楽しい。次はMT車にするつもりです。

あっという間の2週間でした。合計12村訪れることができたので、まずまずの取材成果です。
今ユーロが高いので、かなりのお金を使いました。来月のクレジットカードの請求額が怖いです。
ヨーロッパも急速にキャッシュレス化が進んでいます。マクドナルドに入っても、大きなタッチパネル式のモニターが並んでおり、お客さんは自分で注文&支払いをする方式。キャッシュを使おうと思ってカウンターに行くと、「忙しいから向こうで注文して」と断れるケースがあります。
日本もようやく電子マネーが注目されるようになってきましたが、いつの日か一気にわかるでしょう。おそらくコンビニやスーパーで現金は使わなくなる。20〜30年後、現金はなくなると思っています。
とにかくどの国もキャッスレス化の波が凄いのです。一番遅れているのが日本です。
今の時代、入国&出国時、パスポートのスタンプはなくなりました。成田でも押してくれません。航空券や搭乗券もなく、多くの人はスマホのバーコードで搭乗しています。この急速な時代の変化についていくのが大変です。。。

ゴールデンウィークは、たくさんの日本人が海外に出掛けると思いますが、大都市の観光はくれぐれもご注意ください。
特にヨーロッパの大都市は、スリ、ひったくり、置き引き、ニセ警官、ケチャップかけと、悪いやつがたくさんいます。日本人観光客は狙い撃ちです。カメラは、首から提げていてもサッと持って行かれます。彼ら彼女らはグループで行動しているので、財布やカメラは橋渡しであっという間に目の前から消えます。
ホテルのチェックインの時、スーツケースは必ず自分の前に置いてください。後に置いたらアウトです。夜景の撮影で、機材を持って人通りの少ない薄暗い路地を歩かないでください。超危険です。
日本やカナダの街中を旅する感覚でいると、ヨーロッパでは痛い目に遭います。

Img_20190403_100457 ちなみにこれが吉村の旅のスタイル。車のトランクに隠して入れるバッグも、ワイヤーと鍵で固定しています。鍵は常に5個持ち歩いている。

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