フォト

LINK

2020年に出版した本

2019年に出版した本

« 夢 | トップページ | 雪がない »

2020年1月15日 (水)

マツダ CX-5 クリーンディーゼル 6MT オーナーレビュー (MAZDA CX-5 6MT オーナー)

Img_20190616_105149今の愛車はマツダのCX-5 XD PROACTIVE 4WD 6MTです。
スバルのフォレスターを乗り継いできましたが、マニュアル車やターボ車がなくなってしまったので、思い切ってマツダに乗り換えました。日本では売れないとわかっていながら拘りを持ってディーゼル車やマニュアル車を出してくるマツダの姿勢に惚れたのです。
マツダ車は生まれて初めてでしたが、こんなにも走りが素晴らしかったんだ!と、新鮮な驚きでした。
ネットではたくさんの自動車評論家がCX-5のことを語っていますが、数時間借りて試乗したくらいでは車のことなどわかりません。そう、車の良し悪しは、実際乗っている人でないと語れないのです。

今日は、CX-5の6MTに約10カ月乗った感想を正直に書きたいと思います。購入を検討されている方は参考にしてください。

Img20200711082146_20200825194701 まず皆さんが気になるのは「実燃費」だと思います。
ディーゼルの6MTなので、一般道で17.2〜18.4km、高速で19.4〜20.8.kmです。ソフトな走りをすると高速で22〜23kmを出すことも可能ですが、加速したり、追い越したりできないので、運転がつまらなくなります。
高速でメリハリのある運転をしても、リッター19km以上は簡単に出せます。ただしオートマチック車だと少し燃費が悪くなるでしょう。(あと夏場エアコンを使うと、さらにマイナス1kmです)
CX-5は燃費がいいので、満タンの状態で900km以上は走ります。いまディーゼルはリッター103円くらいです。スタンドで38リッター入れるとして、満タンで4,300円くらい。今まで一度も5,000円以上支払ったことはありません。

Img_20190612_161423 ディーゼルは、マニュアルと相性がいいのです。トルクがあるので、どのギアでも気持ちのいい加速感が味わえます。トラックのような、アクセルを踏んだ時のかったるい遅れは一切なし。全ギアは、踏んだ瞬間にGを感じるようなパワーを発揮します。
通常、高速での追い越し時は5速に落としますが、CX-5は6速の状態でグングン追い越しが可能です。つまり、6速の状態で高速を走って行けるので、オートマ車より疲れないのです。

ギアはこぎみよく動きます。日本車のマニュアル車は、重くてズリズリという感じですが、マツダの6MTは、ヨーロッパ車のようにカクッカクッと入るので実に気持ちがいいです。極端な話、3→4→5→6は滑るような感じで人差し指一本で操作できる。感動しますよ。

しかし走行距離が7000キロを越えたあたりから、ほんの少しギアの1〜2速が硬くなってきました。ちょうど半年点検の時期。オイル交換をし、ギアを点検(おそらくグリスを塗ってくれた)してもらったら、ギアは新車時のようにこぎみよく1・2・3……と入るようになりました。マニュアル車は、定期的にメンテナンスをしていかないとダメということですね。トラックと同じです。1年点検では、思い切ってトランスミッションオイルを交換してみるつもりです。(マツダで見積もったら7,000円くらいだった)

次に音。これ本当にディーゼルなのか? と疑いたくなるほど、エンジン音は静かです。静音性がしっかりしているため、車内で普通に会話が出来ます。
以前ガソリンスタンドで、「これ、ディーゼルなので入れる時に注意してください」と店員に言ったら、「はい、音でわかりますよ」と言われました。なるほど、ディーゼル特有の音がしているんだ、とそこではじめて音を意識したのです。それほど、ドライバーは音について忘れている。

僕の場合、8割が高速道路走行です。きっとDPF再生は喜んでいるでしょう。一般道をちょこちょこ走る人は、クリーンディーゼル車は適さないと思います。なぜならDPF再生が出来ないから。
街で暮らしていてチョイ乗りメインの方はガソリン車を選んだ方がいいと思います。ただ日本仕様は、ガソリン車に6MTはありません。

Img20200908103226CX-5購入時にまず悩むのがタイヤサイズです。CX-5の標準は19インチですが、17インチも選べます。
僕は迷うことなく、17インチにしました。当然、17インチの方が高速での乗り心地はよくなります。(19インチは足回りが硬くなる)あと燃費も向上するでしょう。そして何より、タイヤ交換の費用が安い。スタッドレスは17インチだと16〜18万くらいで購入できます。(12月に、ヨコハマの17インチのスタッドレスを16万で買いました)
19インチは、お金に余裕がある方、山道のカーブをガンガン攻めて走りを楽しみたい方向けですね。通常は17インチで十分だと思います。当然車高に変化はありません。見た目に関しても、17インチと19インチの違いに気づく人はまずいないでしょう。まあ、アルミホイールを見ればわかりますが(笑)個人的には、17インチのアルミホイールのデザインの方が好きです。

Img202009081032171年乗ってみて、いまだに違和感を覚えるのが車幅です。
CX-5の車幅は何と1840cm!これはアルファードなどの大型車と一緒です。クラウンよりも広い。東京で借りている立体駐車場のパレットが1900mmなので、左右たったの3cmしか空きがありません! そのため、車庫入れはかなり大変です。ホームセンターやショッピングモールに行った時も、バックでの車庫入れは神経を使います。
ちなみにフォレスターの車幅は1795mm。車庫入れが超簡単でした。最も運転しやすいのはハイエースの車幅1695mmだと言われています。
CX-5の車幅はちょっと広すぎる。大きな車の運転に慣れていない人は、細い道やバックでの運転が大変になってくるでしょう。

あと、マツダ車全般に言えることですが、デザイン優先でいっているので、後方視界が極めて悪いです。特に斜め後ろが見えにくい。MAZDA 3は特にダメ。
後方視界が犠牲になるぶん、カメラやセンサーでしっかりカバーしている、とマツダは言いますが、あまりに前後左右の視界がいいフォレスターから乗り換えると、う〜んCX-5は斜め後が見づらいなあ〜となります。
Img20200908103700僕は見送りましたが、お金に余裕のある方は、アラウンドビューモニターをつけた方がいいでしょう。唯一後悔している点はこれです。無理してでもつければよかった……。
もちろんバックモニターは付けました。これは、絶対に付けなければダメです。MUSTです! ないと、駐車場でのバッグは100%無理、と言っても過言ではないでしょう。CX-5は大型車なので、モニターなしではバックの視界(感覚)が掴めないのです。バックモニターだけはどんなことをしても付けてください。これをつけないと激しく後悔します。

車線の逸脱警報システム。これは極めて優秀です。高速走行中、眠くなるときがある。そんな時、白線に近づくときちんと車の向きを修正してくれる。僕は海外で色々な種類のレンタカーに乗ってきましたが、マツダの「ほどよい感じ」の自動制御が一番好きです。
オートクルーズや自動追従運転もついていますが、まだ1度しか使ったことがありません。やはり6MTの場合、運転を楽しみたいので。

Img_20191114_161041 荷物は大量に積み込めます。CX-5はフロントノーズが長く、後部のラゲッジスペースが狭い。つまりSUVの中で最も積載容量が小さいのです。でも車幅があるので、何となくフォレスターよりも広く感じます。いつも大量の荷物とともに旅に出掛けますが、積み込み時にストレスは全く感じませんでした。

マツダコネクトのナビは、それなりに満足しています。ルート案内もなかなかスマート。でも使いづらい点が一つあります。それは高速と一般道の切り替えがすぐに出来ないこと。
例えば高速を走っていて、通常のルートよりいくつか手前で高速を下りたとき、他社のナビならボタン一つで「高速→一般道」の設定変更ができます。しかしマツダのナビは、その切り替えボタンが6層くらい奧にあるのです。だから一般道を走っているとき、高速に戻そう戻そうとするナビの音声がうるさくて仕方ありません。わざわざコンビニの駐車場に停車して設定変更をしている。
高速と一般道の切り替えは、一発で呼び出せるようにしてもらいたいです。あと、ナビ画面の時に、曲名が出ない。これもマイナス。
いずれにしても、マツコネは、ユーザー目線で開発はされていないです。例えばデンソーのイクリプスのように高速の路線図を出すとか、もっとマツダならではの拘りがあってもいいのにな、と思います。

ボディーカラーは赤(ソウルレッド)にしました。
Img20200908103856
マツダ車の赤はとても美しいです。見ていて惚れ惚れします。赤はプラス7.7万円でしたが、何の迷いもなく赤を選びました。
ただ赤のような濃い色は、擦り傷が目立ちますね……。半年、1年と乗っていると、車のボディには知らぬ間に傷がついていきます。特に僕の場合、細い田舎道や山道をよく走ります。ボディ側面は、道の両脇の潅木や草に擦られ、いつしかたくさんの傷がついている。浅い傷ならコンパウンドですぐに消えますが、深い傷は消えない。マツダ車の場合、深い傷は「白いキズ」となって現れます。よってキズが気になる人は、白いボディカラーを選ぶといいでしょう。
Img20200908103737
どんな車でもそうですが、マメに洗車をしないと、ボディは汚れていきます。マツダの赤は、うっすら汚れている状態だと、それほど派手さはありません。どこにでも走っている普通の赤い車です。まったく目立たない。僕も、もっとマメに洗車をしないといけないな、と思っている今日この頃です。


マツダに期待することは、赤に変わる代表色です。
そう、今のマツダには、赤しか象徴的な色がありません。今年のマイナーチェンジで、CX-5にポリメタルグレーという色が追加されまましたが、僕はときめきませんでした。マシーングレーもいまいち。どうやらマツダは、暗く渋い色が好きなようです。
余談ですが、レクサスNXに、ブロンズカラーが追加されました。この色、好きです。また、メルセデスやボルボをはじめとするヨーロッパ車の中間色は、どれも本当に素晴らしいです。スバルも色に関して頑張っている。
いずれにしても、多くの日本人が、マツダの「赤」に少し飽きがきているのも事実です。あっと驚くような新色を出してもらいたいですね。例えばメタリックの淡いブルーとか。マツダだとできると思います。

購入時、フォグランプは付けませんでした。MAZDA 3やCX-30からもおわかりいただけるように、マツダはフォグランプを廃止する方向で動いています。
ただ日本人はフォグランプが好きな人が多いので、CX-5にも小さなランプをチョコンと取り付けできるようになっている。実際見たら、「ああ、これだったらいらない」と思いました。フォグランプもルーフレールも、後付けできます。必要になったらつければいいのです。
ルーフレールはいつか取り付けたいです。ルーフボックスを乗せたいから。

近年のマツダ車の走りは極めて上質です。路面に吸い付くような走りは、ヨーロッパ車を彷彿とさせます。CX-5も、走りはフォレスターより優れていました。
もちろん、雪道での4WD走行性能は、フォレスターの方が上です。しかしCX-5にも、2019年末のマイナーチェンジで、オフロードトラクションアシストがつきました。これでフォレスターと肩を並べることができるようになった。雪国に行くことが多いので、この機能がついたCX-5、少し羨ましいです。

マツダCX-5にしてよかったです。4年後、また乗り換えると思いますが、今の段階では、次もマツダかな、と考えています。
ヨーロッパ車も憧れますが、日本でハイオク車に乗るのはやはり抵抗があります。仮にディーゼル車を選んだとしても、日本に輸出するのはオートマチック車ばかりなので全く魅力を感じません。プジョーもボルボもBMWもフィアットもマニュアル車の方が優れているのに、何で日本では出さないのだろう。そして自動車評論家は、何故ヨーロッパ車のオートマを評価するのだろう。全く理解できません。

6MTで車を選びをしていたとき、ルノーのカングー6MTも候補にあがりました。しかし、ご存じのようにカングーはハイオクです。よって却下(ディーゼルだったら買っていたかも)。スイフトスポーツ6MTも、テストドライブまでいきましたが、ハイオクだったので却下です。僕の場合、5年で10万キロは走るのです。ハイオク車になんか乗ったら、とんでもないことになってしまうのです。
そう、どう考えても、最終的にはマツダになっていきました。

マツダにして正解でした。ディーゼル×6MTの走りは、とても美しいです。CMコピーの「美しく走る」の美しさは、デザインではなく走りの「美しさ」にあることを知りました。
そして当然ですが、もし仮にマツダがディーゼルと6MTの製造をやめてしまったら、マツダ車には乗らないと思います。

CX-5の上に、CX-8という車があります。ミニバンを想定して開発したようですが、核家族化が進む今、3列シートの必要性を感じている人は少ないと思う。オプションで3列目のシートを取っ払った5人乗り仕様を出せば、今以上に売れると思います。何より大量の荷物を詰めるし、快適な車中泊も可能になる。あと燃費も向上するでしょう。是非6MTも出してもらいたいですね。

以上です。
今日は珍しくホテルの部屋で時間が取れたので、車のことを書いてみました。 

« 夢 | トップページ | 雪がない »

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30