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2020年6月 1日 (月)

被写体がマスク姿になる

取材先でよく人にカメラを向けます。また風景写真の中にも、人を点景で入れて撮ることもある。
いわゆる観光写真は、ある程度観光客が入っていた方がいい場合があるのです。
例えば大聖堂を撮影するとき、前の広場に100200人の地元の人や観光客がいるとします。カメラのファインダーを覗きながら一人一人のポーズや表情を見て、ここだ、と思う瞬間にシャッターを押しています。ふざけたポーズをしていたり、鼻をかんだりしている写真がないのは、写真家がシャッターチャンスを狙っているからなのです。
でもこれから先、人物を点景で入れて撮るにしても、みんなマスク姿になりますね。その写真を広告や旅行パンフレットの表紙に使われるのか……。おそらく無理でしょう。

海外の「美しい村」の取材でも、地元の人たちはみんなマスク姿になると思う。よって本に登場する人たちもみんなマスク姿。
写真を撮る時だけマスクを外してもらうなどの工夫が必要になってくるかもしれません。

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