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2020年5月12日 (火)

固定費

時々テレビのニュースで飲食店のオーナーのインタビューが流れます。
「固定費が月200万掛かるんです。だから大変で、大変で……」
やはり飲食はそのくらい掛かるんですね。僕がギャラリーをやっていた頃の固定費は月40万くらいでした。それでも毎月の支払いがしんどかったので、200万、300万というのは、僕だったら耐えられないでしょう。
自分のお店を持つ、というのはカッコイイのですが、現実問題としてとても大変なことなのです。

Dsc00585_20200513212601 昨年、あるクラフト作家さんから、自分の小さなショップを持ちたいのだが、という相談を受けました。固定費を聞いたら月12万でした。
僕はやめた方がいい、というアドバイスをしました。生み出す商品の価格は1つ1000円で、材料費を差し引いた利益が700円とのこと。つまり月170個作って販売しないと、固定費はペイできない計算になります。生活するための利益を出そうとしたら300個以上売る必要がある。
作品を月170個作る。
最初はいいかもしれません。でもだんだんと、「自分は一体何のために作品を作っているのか…」と疑問に感じるようになってくるでしょう。多くの人に喜んでもらうために作品を生み出すつもりだったのに、固定費の支払いのために作品を生み出しているような気がしてくる。

作家がショップを持つとしたら、持ち家でやった方がいい。そして家族に店番をさせる。固定費は光熱費だけ、というのが理想です。
と言っても、自分のお店を持つというのは、とても楽しいことです。たくさんの人が来て、色々な話ができる。そこでの新たな出会いもあります。僕もギャラリーをやっている2年間は、楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。出会った人との交流は、今でも続いています。
海外の作家さんたちは自分のギャラリーショップを持っている。皆さんどうやって経営しているんでしょうね。今度海外でショップを見つけたら、ズバリ聞いてみようと思います。How do you manage your store?
いずれにしても、アートの世界で成功するには、パトロンがいないとダメです。これは今も昔も同じです。

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