深夜のガストにて
時間のある時にふらりと旅しているように見えますが、実は天候を計算して旅をしているのです。
スマホで一番見るのは天気予報と天気図。いつも、晴れそうだな、という時を狙って旅に出掛けます。
晴れにも色々あります。空気が澄んでいる初日の晴れが一番いい。2日目の晴れは若干靄が掛かってきます。3日目はさらに霞みが増してくる。
2日目、3日目になると、普通に写真を撮っただけでは空が青くなりません。そんな時、PLフィルターを少し回転して霞を取ってあげます。100%効かせてはダメ。このあたりのテクニックは、ゆくゆく連載でふれていきます。
連載は、ネットにあふれている当たり前の写真テクニック講座ではありません。吉村流のテクニック講座です。よって、多くの写真愛好家からは、「それは間違っている」と指摘されるでしょう。
しかし僕は、その間違ったやり方で、この30年間、写真を撮り続けてきたのです。
炎天下、日焼け止めをぬりったくり、6時間も歩きました。
夕方から曇りの予報でしたが、20時頃までどうにか青空は持ってくれた。マジックアワー、ブルーモーメントを狙いました。
電車に乗って、ホテルに戻ります。深夜まで営業しているガストは、写真家にとってはオアシスですね。
食事の後、野菜ジュースを飲みながら、スマホからこのブログをアップしました。