清里にはたくさんの学びがある
清里にはたくさんの学びがあります。
まず、スミザー氏が生み出す山野草のガーデン。これはまさに哲学の世界です。実はこのガーデンと出会ってから、世界各国、日本各地によくあるフラワーガーデンには感動しなくなってしまった。行政や企業が生み出すただ大きいだけの花畑を訪れても、「なるほど」と思うだけ。萌木の村のガーデンはそれほど素晴らしい。
あと、清里という田舎で暮らしている作家さんたちと接していると、何だか元気が出て来るのです。
高原地帯での生活って傍から見ればロマンチックですが、現実はそんなに甘くはない。まず、観光客が激減する冬を乗り切るのが大変。
僕はたった2年で挫折してしまいましたが、多くの作家さんたちはこの地で何十年も暮らしている。今回の問題も清里の作家さんたちは乗り切ってしまうでしょう。
これからは確実に地方の時代が来ると思います。東京を離れ地方へ移住する人が少しずつ増えていくでしょう。