思い出の作品
緊急事態宣言が出た昨年の4月、自分なりに考えました。
コロナはおそらく9月頃まで続く。もし冬まで長引いたら、月10万円近い倉庫代の支払いが重くのし掛かってくる。よし、5月に倉庫を解約し、4トントラック一台分の荷物を思い切って断捨離しよう……と。
今にして思えば、この判断は正解でした。
今も、1年後、2年後を考えながら行動しています。
松本の小さな倉庫はまだ借りています。ここにあるモノも、8割方、処分するつもりでいます。この冬にやるつもりでしたが、なかなか体が動かない。なぜなら信州の冬は寒いから。手を動かしていると、5分で嫌になってくる(笑)
「いる、いらない」の整理はもう少し暖かくなってからですね。
紙媒体の他に、立体物も結構あるんです。 例えばお皿。
30年前、フェリシモさんが、各界で活躍する人たちがデザインするイアープレートを作っていました。依頼がきたとき、デザインで悩みましたが、カエデの写真を使うことにしたのです。
これ、思い出があるので、1枚は残しておきたいです。
30代の頃、「赤毛のアンの家」と「フレンチリバー」のジグソーパズルも作りました。
箱の状態ですが、これもキープしておきたい。
タテゴトアザラシのTシャツもあるんです。だいぶ変色していますが、これもなかなか捨てられないですね。35年前の作品。
「ローレンシャンの秋」を出版したとき、出版社は1000万近い販促費用を掛けてくれたんです。東京駅のコンコースに巨大ポスターを貼ったし、山手線の中にも吊広告を出しました。
書店には、たくさんのPOPが置かれた。このカエデのPOPも記念ですね。どうしても捨てられない。
ちなみに、販促を掛けてくれたお陰で、初版7000部は、瞬く間に完売しました。いい時代でした。
いずれにしても、皆さんがびっくりするような物がたくさんあります。
いつか時間があるとき、すべてを写真に撮り、ブログで発表します。その後、すべてを処分しようと考えています。
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