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2021年1月

2021年1月31日 (日)

映画を観たい

この一年、自分の中で何かが足りない……とずっと思っていました。
ようやくその足りないものが判明。「映画」でした。

毎年、移動の飛行機の中で50本以上は映画を観ていました。
映画は自分に足りないものを補ってくれるし、創作活動にも影響を与えてくれます。
昨年は、自分の中から、その大切なものが、スッポリ抜け落ちていたのです。

もちろん日本にいる時も映画は観ることができます。今はネット配信なので、その気になれば、1日2本でも3本でも観ることができる。
でも日本ではダメなんです。他にすることがあるので。映画の1時間半がもったいなくて仕方ない。その時間を使うんだったら本を読んだ方がいい。

飛行機に乗っている10〜14時間って、やはり僕にとっては大切です。その時間を、強制的に映画を観ることに使えるから。
早く飛行機に乗って海外に行きたいです。

2021年1月30日 (土)

カレンダー額

カレンダー額と表紙額の出荷を始めました。毎日、ゆうパックの昼便に間に合うような形で出していきます。あと4〜5日お待ちください。

今回、それほど注文はありませんでした。
でもカレンダーを額に入れて飾るというのは、前からやってみたかったことなのです。海外では額に入れて飾ります。カレンダーフレームというのがたくさん売っている。海外でカレンダーと言えば、例の正方形のカレンダーのみ。だから可能なのかもしれません。

ただ単に北米の文化を真似しただけですが、カレンダー+額というのを日本で流行らせたいな、と思っています。

表紙額には「アクリル」と「マット」がつきますが、カレンダー額の方に「アクリル」をつけるか、最後の最後まで迷いました。当然、アクリルを入れると数字部分にスケジュールが書き込めません。でも、もしかしたらスケジュールを書き込まない人もいるかもしれないと思い、結局アクリルをつけることにしたのです。
アクリルが必要ない方は、外して展示してください。厚さ調整は、何枚かに別れている裏紙(外にも1枚出ている)でできます。

2021年1月29日 (金)

長引きそうなので、色々考えている

EUはまた日本からの渡航を禁止。
今年も海外での撮影活動は出来そうもありません。
昨年の今頃、大阪で写真展を開催していました。大きな講演会やギャラリートークも普通にできた。
春頃から日本も感染者が増加し、その後、緊急事態宣言。
夏には終息し、秋には海外に行けるだろうと楽観していましたが、1年経っても一向に終息する気配を見せません。

さらに1年続くとして、今年はどうするかを、今、真剣に考えています。
日本国内を精力的に撮影することもいいのですが、あまり動き過ぎると、来年、もしくは再来年からの海外取材費が底をついてしまいます。吉村の場合、このバランスが難しいのです。

飲食店がテイクアウトサービスを始めているように、吉村事務所も生き残りをかけた新しいビジネスを模索中です。
よく色々な人に、「清里フォトギャラリーのオンラインショップで、サイン本の写真集やエッセイ集を販売すればいいじゃないですか」と言われます。
確かに著者がサイン本の通販をはじめたら、すごく売れるでしょう。間違いなくAmazonよりも売れると思う。

ただこれは現実的に不可能です。

著者が出版社から引けるのは定価の8掛です。仮に定価で販売したとしても、20%しか利益が出ない。もちろん、清里オルゴール館に支払う販売手数料はそれ以上ですし、送料は吉村事務所で持っている。
つまり今の店頭販売でも、1冊売れるたびに赤が出ているのです。
では何で自ら写真集を大々的に販売しているかというと、今はそれほど書店で本が売れないからです。ジュンク堂さんみたいにたくさん売ってくれるところは本当に稀。
もう何年も前から、自分で販売拠点を持ちたいと思っていました。常に人が集まるところ、つまり清里はベストな場所だったのです。
今、清里オルゴール館でとてもよく写真集が売れるのです。「あさ」とか「美しい村シリーズ」はすぐに在庫が切れるので、しょっちゅう出版社に注文を掛けている。そう、本は「動く」ことが大切です。

いつの日か夢が叶って自分のギャラリーを持つことが出来たら、サイン入り写真集の通販を真剣に始めます。本の通販に関してはそれまでお待ちください。

で今後、コロナ禍対策として何をしていくかは、まだ模索中です。

2021年1月28日 (木)

ご報告

「カレンダー額」と「表紙額」が、明日入荷するそうです。
順次、発送していきます。到着までもうしばらくお待ちください。 

清里フォトギャラリー・オンラインショップに、「アクリル」と「キャンバス」の作品を追加しました。
https://kaz-yoshimura.shop-pro.jp/
Es0ne8voacym3p

2021年1月27日 (水)

変化のスピードがあまりにも早い

だいたいのことは資料を読むとわかるのですが、保険だけはさっぱりわからないです。今、実家の保険の見直しを行っているのですが、証書を見てもちんぷんかんぷん。例えば火災保険や自然災害保険にしても、新価保険と自家保険の違いすらなかなか理解することができない。
保険の世界は、プロでないとダメ。だから全国各地にある「保険の窓口」のような会社が儲かって仕方ないわけですね。

幸い僕の場合、プロの友達がいるんです。自分自身の生命保険に関してはKさんに任せている。
あと、高校の親友が、今、保険代理店の社長なんです。10人以上使って手広くやっている。今日はファミレスで会って、保険について色々教えてもらいました。

Yと会うのは5年ぶりくらい。
300年かけて変わるものが、今という時代は15年くらいで変わってしまう、というような話で盛り上がりました。
コロナ禍が、変化のスピードをますます加速させている。いま大企業が次々と都心の大きなビルやオフィスを手放しています。仕事をするのにオフォスがいらない時代が来るとは誰も想像していませんでした。芸人は、みんな独自のYouTubeのチャンネルで芸を発信している。もうテレビは必要ないんだな、という感じですね。

例えば写真の世界でも、インターネットやスマホが今までの仕組みをすべて変えてしまったんです。僕のようなオジサンたちも、この流れに乗っていかないといけません。

2021年1月26日 (火)

動画を撮るには機材を揃えないと

「ローレンシャンの秋」のように、これからも写真集をどんどんとYouTubeで紹介していきます。
喋るのは1時間でも、写真をさし込むのに丸1日必要。編集は、とにかく時間が掛かるんです。
チャンネル登録、お願いします。

現地の魅力を語ることは、旅行会社のトークショーで何度もやっているので、慣れている。
旅行会社からゲストスピーカーで呼ばれるトークショーもすべてがキャンセル。海外取材費を稼ぐための貴重な収入源でした……。

Img20210125102542 富士山とか八ヶ岳の冬山を撮った映像が何本かあります。これに音楽をのせてYouTubeにアップしようと思ったりもしましたが、やはり今まで僕が撮影してきた映像はブレブレなんです。

やはりジンバルは必要です。

DJIのRSC 2もいいのですが、ここまで本格的なのは必要ないような気がしている。仮に手に入れたとしても、大きいので海外へは持っていけない。
ZHIYUNのM2あたりにしようかと思っている。でもM2は発売からかなり時間が経っていますね。そろそろ新しいのが出るような気がしている。

ジンバルはもう少し検討してみます。

2021年1月25日 (月)

結局日記は紙にした

Img20210126220905 1月3日のブログで日記について書きました。
DAYONEアプリから紙の日記に切り替えたのですが、小さな手帳だと文字が書きにくいため、結局A5の日記帳に買い換えました。まあこれも文字が小さいのですが、まだ我慢できる配意です。僕の場合、ノートはB罫でなくA罫を使っています。

一切感情や固有名詞を出さない日記です。その日の出来事だけ書いている。おそらく5年、10年と続けると思う。
もうとにかく、これ以上のサブスクは嫌なのです。今、サブスクは7つ契約している。

「フォトショップ」と「マイクロソフトオフィス」と「Amazonプライム」と「アップル」と「ATOK」はどんなことをしても解約できない。
だったら何を削るか、ですね。
ドロップボックスやエバーノートはもちろん契約していません。次削るとしたら、Amazonミュージックあたりでしょうか。僕の場合、プライムミュージックのみで十分かも。

よくよく考えてみれば、サブスクはほぼすべてがアメリカですね。日本人のお金は、こうして外資に吸い取られているのです(笑)
そんな意味からしても、ATOKには頑張ってもらいたいです。月330円、喜んで払っています。

2021年1月24日 (日)

危機感はあるのかないのか

あるカメラメーカーへ。用件を済ませた後、担当者さんと30分くらい雑談します。
今回のコロナ禍、多くの写真家はそれほど影響を受けていないかもしれないとのこと。僕も何となくそんな気がしていました。確かにコロナ禍で転職したという写真家は、あまり聞きませんね。

そもそも、写真というかアートをやっている人たちは、裕福な家庭の子どもたちが多いのです。コロナ禍になる前でも、あまりお金のことは考えず、好きなアート作品ばかりを撮って生活していた。アートの世界は収入に結びつきませんが、それに関してはあまり関係がなかったのです。つまりコロナ禍でも危機感を抱いていない写真家が多い。 

あと、今の20〜30代の若手写真家たちは、SNSを利用して作品発表して稼いでいるので、これまたお金の心配はいりません。誰もが、僕ら熟年写真家より2〜3倍多く稼いでいる。
コロナ禍になり、多くの人がYouTubeとか、インスタ、ブログを見るようになったので、若手写真家たちは以前よりも景気がいいらしい。新しいカメラやレンズを次々と買っています。

商品撮影を行っている写真家たちも、忙しくて大変みたいです。どの企業も通販に移行しているので、撮影依頼の仕事がひっきりなしに舞い込むらしい。
固定スタジオより、出張撮影を行っている人が強いみたいです。その会社に行って、簡易スタジオを組み立てて、商品の撮影ができるから。

コロナ禍で焦っているのは、写真界の中で自分だけのような気がしてきました…(笑)
たぶん、そうだと思う。「世界の風景」で生活している写真家って、あまりいなかったので。
まあでも、危機感を持つことはいいことだと思うのです。なぜなら色々なことにチャレンジできるから。カメラの前でペラペラ喋ることも、何ら抵抗なくやっているので、ぐれぐれもご心配なさらずに。

とにかく今年は動きます。

2021年1月23日 (土)

フォトコンテストの審査

「日本カメラ」月例フォトコンテスト、今年は「WEBの部」の審査を担当しています。
今、フォトコンの審査もステイホームでできる時代です。
編集部のサーバにアクセスすると、集まった1000あまりの作品をすべて見ることができます。1点1点拡大しながらじっくり見て、選考を行います。
1次審査で1日掛かり、2次〜3次、入賞者を決めるのでさらに1日。
数日寝かせると少し考えが変わるので、いつも締め切りギリギリに結果を編集部に送っています。
講評の原稿書きは2日必要です。他の原稿と同じように、スタバかドトールです。
で、今日は1次審査を行いました。6時間以上パソコンの画面を見ていたので、目が疲れた。
20210124-215425

2021年1月22日 (金)

ローレンシャンの秋の魅力を語る動画

ローレンシャン高原の秋の魅力を語る動画をYouTubeにアップしました。
youtu.be/quXFVty0WJA
20代の頃、この地の紅葉の美しさに惹かれ、何度も何度も足を運びました。10年は通ったと思う。
残念ながら、写真集は絶版です。もうどこにもありません。時々Amazonをチェックしていますが、中古もなかなか出ないですね。。。
メルカリでたまに出ますが、出品された直後に売れてしまいます。
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2021年1月21日 (木)

今年は忙しくする

正直言って、近頃、仕事場のポストを見るのが怖いです。
「事業を終了しました」「雑誌が廃刊になりました」というようなお知らせ状がポツポツ届くからです。
そんな郵便物を受け取るたびに、ため息ばかりをついています……。
どこも頭を痛めているのは、ランニングコストだと思います。家賃や人件費は、毎月待ったなしでやってくるわけですから。

Img20201009150006海外だけをテーマに活動してきた吉村さんは大丈夫か、と多くの人が心配してくれます。
今は、とにかく動き続けることです。僕の場合、オルゴール館の中に「清里フォトギャラリー」という場があるので、作品額を作ったり、写真集やポストカードを販売したりと、自分で仕事はいくらでも作れます。

「YouTubeとか見ると全然売れてなさそうだけど大丈夫?」とよく言われますが、写真集やポストカードなどはポツポツ売れているんです(笑)
清里を訪れる観光客の皆さんが「へ〜、こんな本があったんだ」と買ってくれます。オルゴール館から送られてくる3カ月毎の報告書を見る度に、「えっ、こんなに本が売れたんだ!」と驚いてばかりです。
数日前のブログに書きましたが、僕は写真集が出ると、数十冊買い取っているんです。それが売れれば利益になる。

「こわれない風景」や「緑の島に吹く風」などの復刻版も出したいなと思っています。清里フォトギャラリーと、池袋ジュンク堂書店限定販売にすれば、すごく売れると思う。
本作りまでやるとなると、今年は忙しくなりそうです。前向き、前向き。

写真撮影に関しても、春から精力的に動きます。
日本を撮ると言っても、東京人を受け入れてくれる所とそうでない所があるでしょう。
取材前はPCR検査から、と思っています。法人割の回数券を買います。 

何をするにもまずは抗体検査からと思い、先週、思い切って抗体検査に行って来ました。血液を採って専門機関に送る検査だったので、プチ高かったのですが、今の自分の状態を知る意味では受けてよかったと思います。陰性だった。

今も必死になって作品額を作っています。YouTubeの写真集解説動画も早く撮りたい。
毎日忙しいです。

2021年1月20日 (水)

カレンダー額について

カレンダー額と表紙額、今日で予約受付を終了いたしました。
明日21日、額屋さんに制作を依頼します。
ジュンク堂書店、清里フォトギャラリーを通してご注文頂いている作品額も、明日から制作を行います。
こちらの方も、もうしばらくお待ちください。

ジュンク堂書店に展示した作品額は、別の販売店さんに行くものと、清里フォトギャラリーのサイトに載せるものをセレクトしています。徐々にサイトにアップしていきますので、もうしばらくお待ちください。まずはアクリル作品からと思っています。

「八ヶ岳 寒いほどお得フェア 2021」、緊急事態宣言の発令を受け、今年は中止となったようです。
萌木の村の通販サイトでは、気温に合わせて価格が変動する毎日お得セールを開催中です。是非チェックしてみてください。
https://www.yatsugatake-beer.com/?mode=grp&gid=2519156

2021年1月19日 (火)

シャオミ スマートバンド5

Img20210120001243 先日シャオミからスマートバンド5が発売になったので、Amazonでポチりました。
輸入業者さんたちが販売する5は山ほどありましたが、どうしても公式日本語版が欲しかったのです。

Mi Fitアプリを入れ、スマホとペアリングして使ってみました。
なかなかいいです。メールなどの通知も確実に来る。問題は文字が小さいこと。45〜50才以上の人は、誰からメールが来たのかわからないと思う。もちろん僕も読めませんでした(笑)

ちなみに、Gmailの本文まで読めるのは、Wear OS by Googleで動くウオッチだけです。その他は通知だけ。 

明るさ最大で使っていますが、バッテリーの持ちはすこぶるいいです。1日10%落ちるだけなので、1週間以上は確実に持ちます。
軽いので、腕につけていることを忘れます。寝るときに付けっぱなしでもまったく気にならない。深い眠り、浅い眠り、覚醒など、睡眠記録も確実に取ってくれる。

何故スマートバンドを買ったかというと、体のある記録を取りたかったかです。先日ドクターに言われた。1カ月くらい、腕に付けっぱなしにしておくつもり。

いずれにしても、このような完成度が高いスマートバンドが4000円台で買えるって、凄いことだと思う。

3年前に買ったTicWatchは時々使っています。
新しいPro3が出ましたね。何と、Qualcomm Snapdragon Wear 4100搭載です。
TicWatch Pro3は、いつかは手に入れたいと思いますが、まだ価格が高く、コメントも色々上がっているので、半年は様子見です。

2021年1月18日 (月)

ジュンク堂書店へ

朝一でスタバに行き、キーボードを叩きます。
「写真のひみつ」第23回をアップしました。
https://kaz-yoshimura.com/

Img20210117132031 その後、ジュンク堂書店へ。2時間ほど掛けて作品額の梱包を行いました。
明日の夜、CX-5で撤収です。1回では入らないので、2往復になるでしょう。
明後日から別の作家さんの作品展がはじまるそうです。

ジュンク堂書店は、いつ来てもたくさんの人。理由は、都内で一番大きな書店であり、品揃えがいいからです。
9階の奥には「ふるさとの棚」があり、各県に関する本が県別にずらりと並んでいました。長野の本も充実しており、次のテーマ探しで片っ端から読みたくなった。
Amazonなどのネット書店は確かに便利ですが、新しい本との出会いが生まれません。一冊買うと、一応お勧め本は数冊出てきますが、いわゆる関連書であり、僕にとってはお勧めでもなんでもないのです。
リアル書店は、次から次へと新しい発見が生まれる。たとえば長崎県の棚に目をやると、「へ〜、こんな本があるんだ」という感じで。

4年前、清里フォトギャラリーを始めるとき、実は一角をミニ書店にしたかったのです。
どの作家さんも、余っている本が何冊かあります。本が出たとき30冊自分で買ったけど20冊しか献本しなかったので10冊余ってしまった、という感じで。そんな本を委託で預かって並べれば、面白いコーナーができたと思う。

ジュンク堂書店を巡っていたら、ふと4年前の小さな夢を思い出しました。
Img20210117132022

2021年1月17日 (日)

作品展、終了いたしました。ありがとうございました。

Img20210117130656 最終日ということもあり、切れ目なくお客さんが訪れました。
本がとてもよく売れました。20冊くらい出たと思います。

あっという間の2カ月間でした。
コロナ禍、それも緊急事態宣言下での開催となりましたが、やってよかったと思います。
やるかやらないか迷ったときは、絶対にやった方がいいですね。
おそらくあと1〜2年はいまの状態が続くでしょう。これからも色々なことにチャレンジしていこうと思います。

年末までのオーダー分は、すべて制作が終わっており、皆様に連絡が入っていると思います。
今年に入ってから今日までのオーダー分は、来週、額屋さんに制作を依頼します。完成次第、ジュンク堂書店から連絡を入れますので、もうしばらくお待ちください。

あと、吉村事務所の方で直接行っているカレンダー額&表紙額は、皆様からのオーダーを確実に受け取っております。(こちらからお返事出来ず、申し訳ありません)
予定通り20日で締め切り、21日にまとめて額屋さんに制作依頼をします。2月初旬、完成品が届き次第お送りいたします。こちらの方ももうしばらくお待ちください。

一つのことが終わり、頭の切り替えが出来ました。
また明日の朝から全力疾走でいきます。
まずは早起きしてスタバに行き、「写真のひみつ」の原稿を1本書いて昼までにアップします。
YouTubeの作品集解説動画もどんどん撮ってチャンネルの方にアップしていきます。

2021年1月16日 (土)

2回目のライブ配信

17時から、ジュンク堂書店の作品展の会場で、YouTubeライブ配信を行いました。

https://www.youtube.com/watch?v=ZKtS_QFkWDA&t=6s

今日はデスク周りをパーティション仕切り、一つの小部屋が誕生しました。そのため、フェイスガードなしで喋ることができたのです。

トータル2時間の長いトークになりました。
途中、何度か激しいノイズが入っています。電波障害です。池袋は大都会で色々な電波が飛び交っているので、こればかりは仕方ありません。お聞き苦しくて申し訳ありませんが、1〜2分で消えます。
でもこれ、Wi-FiルーターでMacを繋げているんです。Wi-Fiルーターとパソコン、もしくはスマホ1台で全世界にライブで配信できる。凄い時代になりました。。。
プリンスエドワード島のケープトライオンからのライブ配信、いつか必ずやります。

編集したい箇所がいくつもありますが、編集すると、皆さんから寄せられたコメントが消えてしまうのです。よって最初から最後までノーカットです。まあ、これこそが、ライブ配信の魅力なのかもしれません。

やるたびに色々と勉強になります。
コメントを読むためにテーブルの上にパソコンを置きましたが、そうすると写真集が隠れてしまう。
会場の照明は天井の蛍光灯だけだったので、カメラの露出をプラス1にしましが、紙の部分が白飛びし、本の文字が見えませんでした。次はプラス0.3でいきます。
問題はマイク。やはり僕の場合、襟元につけるピンマイクでないとダメですね。仕方ない、Amazonで買うか。 

明日は最終日です。午後、会場に行きます。
1時半〜5時は確実に会場にいます。
20210117-01043

2021年1月15日 (金)

欲しいモノ

今の時期、写真雑誌やネットニュースでは、「昨年買ったモノはこれ」という記事をよく見掛けます。みんな凄いなあ〜と思いながら見ています。特にユーチューバの皆さんは超バブル時代なので、毎週のようにモノを買って、レビュー動画をあげている。

で、僕自身も、カメラやレンズやパソコンなどは次々と買う方ですが、さすがに昨年は無理だった。10万以上の買い物と言えば、中古の軽自動車くらい。これは撮影でどうしても必要でした。

おそらくこれから先、どのジャンルでも、いわゆるプロと呼ばれてきた人たちはどんどん衰退していく。そしてアマチュアの皆さんがますます台頭していくでしょう。時代は緩やかに変わっていくのではなく、ある時、一気に変わるのです。それがまさに世の中がコロナ禍に喘いでいる今だと思います。

僕の知り合いの音楽家の皆さんも、ホント大変そう。レッスンプロの友人も、ネットには山ほどの「教室」があるので、もうやめた、と言っていました。

今、物欲があまりないのですが、唯一欲しいなと思っているモノは、ジンバルです。吉村のYouTube動画を見てお気づきだと思いますが、歩いているシーンはゆらゆら映像が揺れています。ジンバルを使うことによって、滑らかな映像を生み出せるのです。

YouTubeの動画を見ながら機種選びをしています。もしかしたら今年初めての買い物になるかもしれません。

ちなみに、昨日、Amazonでシャオミのスマートバンド5を衝動買いした。輸入業者さんのスマートバンド5は山ほどありましたが、公式版が日本で発売されるのをずっと待っていたのです。
届くのを、今か今かと待っています。やはりこの、モノを購入した時のワクワク感っていいですね。

2021年1月14日 (木)

次のYouTubeライブ配信は、1月16日(土)17:00〜です。

Img20210110145546 1月17日で、ジュンク堂書店の「ヨーロッパの最も美しい村」作品展示&即売会が終了します。あっという間の2カ月間でした。訪れる人はとても少なかったのですが、この厳しい時代に開催出来てよかったと思います。

最終日の前日の夜、第二回目のライブ配信を行います。今までの写真集について語ります。

第2回 YouTube ライブ配信 
1月16日(土)17:00〜18:00

まずは、「プリンスエドワード島」の4部作について語ります。「光ふる郷」のことも少しお話し、「あさ/朝」「パストラル」「Du CANADA」についても。
その後、「ブルーモーメント」「マジックアワー」「モーニングライト」の3部作について語ります。
30分頃から「最も美しい村」シリーズについて。1時間はあっという間に過ぎてしまうと思いますが、もし時間があったら「セメント」「カスタムドクター」「積雪」「雪の色」「リバー」「信州」「錦鯉」についてもお話します。

途中、皆さんから寄せられるコメントも見ていますので、何か質問がありましたらお送りください。その場でお答えします。

最終日17日は、午後にジュンク堂書店に行きます。

2021年1月13日 (水)

写真集「RESPECT」について

朝起きた時、「そうだ、写真集RESPECTについて語ろう」とふと思い立ち、カメラの前で1時間ほど喋り、編集後、YouTubeにアップしました。
youtu.be/QtOMw5RlTRo

この写真集、驚くほど売れなかったのです。
当時は何千部も刷っていました。確か実売はそのうちの1/5くらい。書店戻りの本が山ほどあったので、多くを断裁しました。

「どうして出版社は本を断裁してしまうのですか?」とよく聞かれますが、答えは簡単。保管していると、資産として税金が掛かってくるからです。何年も倉庫にキープ出来ない。

もちろん、出版社はまだ何部か残しています。Amazonでは「在庫ナシ」になっていますが、確実に手に入ります。興味のある方は、書店注文をしてみてください。
Ermaorqvcaily6i

2021年1月12日 (火)

写真のひみつ「撮影モード」

朝、ドトールで、昨日までに書いた「写真のひみつ」第22回目の原稿の手直しを行います。
30分後、その場でWi-Fiを使ってアップしました。
https://kaz-yoshimura.com/

今回は撮影モードについてです。費用比率ってどのくらいか、何故Aモードばかり使うのかなど、書く作業は自分のスタイルを見つめ直すことにもなるので、ある意味、面白いです。

カメラって、オートで撮っても露出が来ないんです。特に晴れた時は、ピタッと適正露出になることは滅多にない。
露出が明るすぎたら、または露出が暗すぎたらフォトショップで修正すればいい、という考え方は危険です。必ずデジタルっぽくなってしまう。
フィルムの頃は、誰もが適正露出の写真を生み出していた。デジタルになっても、そのスタイルを継承しなければいけない。

適正露出の写真を生み出すために、たくさんの写真を撮るのです。
20210112-134949

2021年1月11日 (月)

マックで原稿書き

東京は感染者数が増えています。地方で暮らしている友人知人から、「大丈夫か?」とよくメールが届きますが、東京での生活はいたって普通です。街中はどこに行っても人であふれているし、ショッピングモールに行っても誰もが普通に買い物を楽しんでいる。
僕の周りにはコロナに感染した人は誰もいません。打ち合わせなどで人と会うたびに「周りに誰かいましたか?」と聞いても、みんな誰もいないと言う。

Img20210111154039 今日は原稿でも書こうと思い、喫茶店に籠もることにしました。ドトールとスタバは満席で入れず、近くにあったベローチェもダメだった。こう寒いと、公園で原稿を書くわけにもいきません。一駅先のマックに行ったら席が取れたので、珍しくティーを飲みながら4時間ほどキーボードを叩きました。

写真のひみつ、22回目の原稿を、2〜3日中にアップします。
そう言えば1月3日にも、スタバから1本アップしていました。
https://kaz-yoshimura.com/

写真やカメラのことは、ネットに山ほど情報が溢れています。
他の人はこう撮るけど吉村はこう撮る、という自分のことを書いていかなければいけないのですが、どーしても当たり前の原稿になってしまう……。書くって、難しいです。
でも撮影に関しては、そんなに吉村オリジナルはないのです。僕の場合、カメラは基本操作しかしていないので。
写真の世界は、技術に詳しい人ほど写真がイマイチ、と言われています。詳しい人は、撮る写真がすべて「作例」になってしまうからですね。
結論から言って、写真はシャッターを押すだけでいいのです。テクニックを見せるのではなく、撮る人の心の内を見せることによって、いい写真が生まれます。

2021年1月10日 (日)

オンライン

10時からオンラインインタビュー。
オンラインの場合、ZoomかGoogle Meetのどちらかになるのですが、誰もが慣れてきたので、すぐに繋がるし、安定感があります。僕も最初は戸惑ってばかりいましたが、今は全く問題ありません。照明とマイク、そして望遠レンズのボケ味を利用し、自分自身の写りを完璧にして、受け答えしています(笑)
オンラインが当たり前になってくると、当然最初の名刺交換はないわけだし、顔もなかなか覚えられないし、これから先、食事友達や飲み友達になることもないでしょう。
この一年、最初から最後まで一度も担当者さんと会わなかった仕事がいくつかありました。これで問題なく仕事が流れていくのが、何だかとても不思議な感じがします。

昨日のYouTubeのライブ配信、色々と勉強になりました。
なるほど、自分のチャンネルにアーカイブとして残るのですね。処理に時間が掛かるらしく、1日遅れでアップされていました。
データをダウンロードし、編集してしまうと、コメント欄が消えてしまうようです。つまり、トラブルも含め、そのままアップされる形がベストです。いつもだと、カメラが倒れそうになったシーンとかは100%カットするのですが、これはこれで臨場感があってよかったのかも(笑)

これからも時々ライブ配信を行っていきます。
次は、最終日前、1月16日(土)PM5時〜6時に、ジュンク堂書店の会場からライブ配信を行います。
写真集について語ります。途中、皆さんから寄せられる質問にライブでお答えしていきます。

Img20210109163435 午後、講演会の打ち合わせがあったので、ジュンク堂書店に少しだけ立ち寄りました。
作品額が4点売れたようです。ありがとうございました。

あと、カレンダー額も、ポツポツご注文をいただいております。21日に、額屋さんにまとめて制作依頼を出します。完成まで、1ヶ月ほどお待ちください。

2021年1月 9日 (土)

初めてのライブ配信

20210109-230337 15時からライブ配信を行いました。
初めてのことなので、最初は戸惑いました。
昨日のテストで、フェイスガードをつけて喋ると、パソコンのマイクでは音声を拾わないことが判明。急遽Amazonでマイクを注文、今日のお昼頃届き、ギリギリ本番に間に合ったのです。

「ライブを開始」をクリックすると、本当に映像が配信されるのか、不安で仕方なかったのですが、タブレットでチャンネルをチェックしていたジュンク堂のスタッフさんのOKマークを見た時、ホッとしました。

展示会場を一周し、1時間ほど喋りましたが、やはりこれを一人でやるのは無理がありますね。別にカメラマンが必要です(笑)

今日の視聴者は69人でした。はじめたときは6人だった(^^;)
皆さんからのコメントが、次々と流れてくるのです。それを読んだり、質問にお答えするのが楽しかったです。

これからも積極的にライブ配信を行っていこうと思います。いつか清里からもお届けします。海外に行けるようになったら、プリンスエドワード島からも。

で、次のライブ配信は、1月16日か17日の夜に行うつもりです。正式な日時が決まり次第、Twitterとブログで発表します。
固定カメラにして、写真集のことなどを語ります。皆さんからの質問にも答えます。

アーカイブはこちら(いつまで残っているかわかりませんが)
https://tinyurl.com/y27dwvye

2021年1月 8日 (金)

とにかく頑張るしかない

午後、池袋ジュンク堂書店に立ち寄り、YouTubeライブ配信のテストを行いました。映像は出力できたのですが、外部マイクの音声を拾わない。明日までに解決します。

 第一回目のYouTubeライブ配信は、 明日1月9日(土)PM3時〜4時を予定しています。もしうまくいかなかったら中止にします。(この時間帯、作品展の会場に入ることが出来ませんので、ご了承ください)

ライブ配信は、少しずつ準備をしてきました。高速Wi-Fiはどうするか、パソコンにカメラを接続するにはどうするか、外部マイクを接続するにはどうするか……などなど。

近頃、難しい時代になってきたなあ〜と感じています。
というのも、アートをやっている人たちの表現の場が、ネットに移り変わっているからです。コロナ禍になり、その流れはますます加速している。ミュージシャンも、画家も、料理研究家も、占いも、ゲームも、すべてがネット配信です。

つまり、この流れに乗れないオジサン、オバサンアーティストは、どんどんと淘汰されていく。なぜなら、今の若者たちは、デジタルによる表現が難なくできるから。写真の世界も若手が大活躍しています。
新しい機材でわからないことがあれば、YouTubeをチェックすればいい。若手写真家による解説動画が山ほどアップされています。オジサンたちはそれを見て勉強しています。
動画の編集って、すごく難しいのです。それを今の若い人たちは、チャチャっとやってしまう。凄いです。

まだ吉村オジサンが救われているのは、昔からデジタルガジェットが好きだったこと。新しモノ好きで、スマホとか毎年のように買っていたし、Macはいち早く使ったし、デジタルカメラも初期の頃に手に入れた。あと、ブログをはじめたのも結構早かった。

でもやっぱり、吉村は、オジサンなんです。今の急速に進んでいるデジタルの流れについていくのが大変。表現者がかなりの利益を出している note って何? って感じ。 

いずれにしても、アートの世界は、「いかに心に響く作品を生み出せるか」です。これに関しては、デジタルばかりやっている人たちには無理でしょう。
毎日寝る前に、1時間ほどベテラン作家の小説を読んでいます。この心にグッとくるような感動は、今の若い人たちには生み出せないだろうなあ〜と思いながらページを捲っています。

2021年1月 7日 (木)

「カレンダー額」と「表紙額」

先日、YouTubeでお伝えした「カレンダー額」と「表紙額」を、清里フォトギャラリーのショップサイトにアップしました。
https://tinyurl.com/y5wrz98y

YouTubeの動画を見るとわかるのですが、まさにカレンダーをそのまま額に入れる形になります。

Erhzveavgai4tbf 北米では、紙のカレンダーを直接壁にかけたりはしません。必ず木の額に入れて飾るのです。以前からそれを日本でもやってみたくて仕方ありませんでした。
本当は、カントリー調のデザインにして、上からスライドするさし込み方式にしたかったのです。それを制作してくれる木工職人さんが見つからなかったこと、あと、ある程度ロット数が見込めないと1点1.5万以上になってしまうため、諦めました。

 今回は、いつもの作品額を入れている額で制作することにしました。カレンダー額には、アクリルもお付けします。表面にアクリルがあると見栄えはしますが、スケジュールの書き込みが出来なくなるので、書き込み重視の方は、アクリルを外してご使用ください。

表紙額の方は、一回り小さなサイズです。こちらは、アクリルとマットが付きます。表紙の部分を切り取って額に入れると、オリジナルプリントが展示してあるようになります。マットの窓は1mm単位で調整しています。カレンダーを、センターギリギリまで切るのがコツです。

カレンダー額と表紙額、ギリギリの価格で出すので、受注生産という形を取り、吉村事務所からの直送となります。
1月20日までご注文をお受けして、21日額屋さんに制作を依頼します。竿(木)からの制作となるので、2週間は掛かるでしょう。納品後、2月10日頃までに、ゆうパックかヤマト便で送ります。
あと、申し訳ありません。送料800円をいただく形となります。差額は吉村事務所で持ちます。(送料込みの価格表示になっています)


明日、ジュンク堂書店で、YouTube動画配信のテストを行ってきます。うまくいきそうだったら、土曜日の夕方(3時か4時頃)、会場から生配信を行います。
緊急事態宣言が出たため、夜の配信は出来なくなりました。

2021年1月 6日 (水)

朝の旅

2017年に出版した世界の朝の表情をまとめた写真集『MORNING LIGHT』が、ここにきてポツポツ売れているみたいです。
コロナ禍においても、美しく平和な朝は毎日訪れています。でも今は、多くの人が、その朝の美しさに浸る心のゆとりがありません。朝を求め、旅することも出来ません。

朝日を撮りに、カナダのプリンスエドワード島、トルコのイスタンブール、インドのブッダガヤ、ペルーのマチュピチュと精力的に旅していた頃が懐かしい。遠い過去の出来事のように感じています。

明けない夜はない、と言いますが、世界中の状況がますます悪化していくのを見ると、本当に明けるのだろうか……と考えてしまう。今はもう、明けない夜はない、と信じるしかないですね。
Photo

2021年1月 5日 (火)

いくつかお知らせです

ジュンク堂書店に立ち寄りました。とても静かでした。こればかりは仕方ありません。。。
写真集「SL×信州」、ジュンク堂書店で1冊売れていました。とても嬉しかったです。
会場からのYouTubeライブ配信、もしかしたら9日(土)の夜8時頃に行うかもしれません。まだ未定です。

204974_3-133032 ANAオリジナルカレンダー、ジュンク堂書店から全国にお送りできるようになりました。おそらく、もうここでしか買えないと思います。あと少し在庫があります。

代引き配送料1,210円が掛かります。ご希望の方は、お電話でご注文ください。

ジュンク堂書店 03-5956-6111
(カレンダー1,650円+送料1,210円=2,860円)

アルファロメオのページがアップされました。
https://tinyurl.com/yy2ylj2m
11日頃、アルファロメオのネットラジオでも少し喋ります。

カレンダー額、今、清里フォトギャラリーのショップページにアップする準備を行っています。(あと2〜3日でアップできます)
価格が難しいです。オーダー額なので、どうしても高くなってしまうのです。
吉村事務所からの直販にする形で、価格をギリギリまで落とします。送料(800円くらい)をいただく形になります。
1月20日までご注文をお受けして、それから額屋さんに制作依頼、2月上旬のお届けになります。

2021年1月 4日 (月)

「日本で最も美しい村」フォトコンテスト2020、入賞作品発表

「日本で最も美しい村」フォトコンテスの審査結果が発表になりました。
2020年はコロナ禍で、「作品が集まるだろうか……」と心配していましたが、何と、今までで一番多い3000点を超える作品が寄せられたのです。

https://utsukushii-mura.jp/photocontest/

Img20201027175413_20210105210901 今の時代、7割がデータでの応募です。スタッフの皆さんに、すべての写真をプリントアウトしてもらい、プリント応募の作品と一緒に並べ、11点に目を通しながら公平に審査を行っていきました。数千枚のプリントは凄まじい量だった。

今回、「村の彩」「村の空・山・海」「村の実りの四季」「村の祭りや伝統」「村の建造物自慢」「村と食」「村と人」「自由」という8つのテーマが設けられていたのです。
審査する側も、一つ一つのテーマを常に念頭に置きながら入賞作品を選んでいきました。

実はこのフォトコンテストの入賞作品の紹介ページ、海外からもたくさんのアクセスがあるのです。世界中の人たちが、日本の地方や村の姿に興味を抱いているのです。中には、「ここに行ってみたい」と、プリントアウトを持ってくる人もいるほどです。

外国人が憧れているのは、東京や大阪の大都市ではありません。そう、いつの時代も田舎が大人気なのです。以前、木曽を取材したとき、たくさんの外国人が中山道を歩いている光景を目にし、驚きました。

今は観光客ゼロが続いていますが、コロナが終息すればまた多くの外国人が日本を旅するようになるでしょう。
で、この僕も、おそらく23年は海外に行けないので、今年から「日本の最も美しい村」を撮ることに決めました。

2021年1月 3日 (日)

今年から紙の日記にすることにした

20210104-210331 年が明けると「どうしようか…」と悩むのが日記です。
日記は20歳の頃から1日も休むことなく書き続けているのですが、10年前からオンライン上の日記アプリ「DAYONE」に切り替えました。
でもこのDAYONE、数年前にサブスクになってしまったのです。以前のDAYONEをだましだまし使っていますが、1台しかインストール出来ないし、今のパソコンが壊れたら終わりです。

今の生活、サブスクだらけで、もうこれ以上はお金を払いたくないのです。

Img20210104212354 どうしよう、どうしようと、文具売り場で悩んだ末、2021年から紙の日記に切り替えることにしました。この能率の小さな手帳でいく。

日記と言っても、感情を入れた文章は書きません。どこそこを取材した、Aさん会って打ち合わせをした、清里に行ってヴェッテル君と散歩した、というような記録だけです。毎日5行くらい。

この毎日の記録が、本を作ったり、エッセイを書いたりするときにすごく役に立つんです。また法人の場合、出張記録というのを税務署に提出しなければなりません。

20代の頃は、感情を入れて毎日800字くらい書いていました。固有名詞がたくさん出てくるし、読み返すとあまりにも恥ずかしいので、当時の日記はすべて処分した。
以前もブログで発表しましたが、これが当時書いていた日記です。若い頃は結構マメな人間だったのです(笑)
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2021年1月 2日 (土)

ボックスに切り替える

写真集を作る前に集めた書類や資料本が山ほどあります。現地で集めたパンフレットなどは処分していいのですが、冊子とか取材メモとかはどうしても手放すことができない。
写真展やイベントでも書類が溜まっていくので、これだけで段ボール50箱はありあます。

この30年間、様々な方法で資料の整理を試みてきました。
最もダメなのは段ボールです。入れた時はいいのですが、段ボールを積み重ねると、内容物の重みで下の箱が潰れてしまう。あと、口の部分がガムテープになるので、開け閉めを繰り返していると蓋がボロボロになってくるのです。

10年前、Amazonで折り畳みプラスチックコンテナを30個購入し、段ボールから入れ替えました。しかしこれも失敗だった。
積み重ねると、下のコンテナが潰れてくるのです。あと、外の物置に入れていると、意外と隙間からホコリが入る。初期の頃の書類や本はボロボロです。

Img20201020114240 次は、アステージのSTボックス#45にしようと考えています。先日ホームセンターで見たら、とても丈夫そうで、密閉性がありました。これだったら5段積みにしてもびくともしないでしょう。
春になったら30個買い、過去35年分の書類や本の整理を行います。

2021年1月 1日 (金)

思い出の作品

緊急事態宣言が出た昨年の4月、自分なりに考えました。
コロナはおそらく9月頃まで続く。もし冬まで長引いたら、月10万円近い倉庫代の支払いが重くのし掛かってくる。よし、5月に倉庫を解約し、4トントラック一台分の荷物を思い切って断捨離しよう……と。
今にして思えば、この判断は正解でした。

今も、1年後、2年後を考えながら行動しています。

松本の小さな倉庫はまだ借りています。ここにあるモノも、8割方、処分するつもりでいます。この冬にやるつもりでしたが、なかなか体が動かない。なぜなら信州の冬は寒いから。手を動かしていると、5分で嫌になってくる(笑)
「いる、いらない」の整理はもう少し暖かくなってからですね。

紙媒体の他に、立体物も結構あるんです。
Img20210103000514 例えばお皿。
30年前、フェリシモさんが、各界で活躍する人たちがデザインするイアープレートを作っていました。依頼がきたとき、デザインで悩みましたが、カエデの写真を使うことにしたのです。
これ、思い出があるので、1枚は残しておきたいです。

30代の頃、「赤毛のアンの家」と「フレンチリバー」のジグソーパズルも作りました。
箱の状態ですが、これもキープしておきたい。

Img20210103000356 タテゴトアザラシのTシャツもあるんです。だいぶ変色していますが、これもなかなか捨てられないですね。35年前の作品。

「ローレンシャンの秋」を出版したとき、出版社は1000万近い販促費用を掛けてくれたんです。東京駅のコンコースに巨大ポスターを貼ったし、山手線の中にも吊広告を出しました。
書店には、たくさんのPOPが置かれた。このカエデのPOPも記念ですね。どうしても捨てられない。
ちなみに、販促を掛けてくれたお陰で、初版7000部は、瞬く間に完売しました。いい時代でした。

いずれにしても、皆さんがびっくりするような物がたくさんあります。
いつか時間があるとき、すべてを写真に撮り、ブログで発表します。その後、すべてを処分しようと考えています。
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