帰国しました。明日から14日間の隔離に入ります
9時間後、成田に到着しました。
人づてには聞いていましたが、やはり日本の水際対策はとてつもなく凄かったです。この厳しさは、世界一と言われている。
入国には、紙の書類が5〜6枚、アプリ2つの入力が必要です。
書類チェック、アプリ説明、PCR検査と、10箇所くらいのブースを順々に移動していく形です。チェック、ハンコウ、赤ペン先生……の繰り返し。そう、日本は所々に赤ペン先生がいるのです。
各ブースを回っていくスタイル、何かと同じだななあ〜と思っていたら、そう、総合病院で行う健康診断に似ていました(笑)
PCR検査の結果が出てから、入国審査、荷物の引き上げ、税関となります。
結局、空港を出るまで3時間半も掛かりました。
帰国の仕方についても、後日詳しくブログで書いてお伝えします。
いずれにしても、観光はまだまだ先になりますね。世界中で検査がある限り、団体旅行は100%無理。1人でもパニクるわけですから。第一、お爺じゃんお婆ちゃんは、スマホは使えない。現地でPCR検査の結果がスマホで届き、それをプリントアウトしたりとか、ウイスルチェックで弾かれたメールを救出するなんてことは無理。今日も成田で、アプリの説明ブースでは、「空メールがちゃんとスマホに届くか」のチェックが行われました。1分待っても届かなかったので、スパムフォルダを見たら入っていた。
成田から都心までは、リムジンバスや電車を使うことは出来ません。ルール違反となり、警察に捕まります。
僕の場合、トヨタレンタカーを予約していました。クローズする20時ギリギリに車をピックアップ。高速を走って自宅に戻った。
さて、明日から14日間の隔離です。10日間に短縮したい場合は、厚生労働省指定の医療機関でPCR検査を受け、その結果を送信すると、4日間短縮されるそうです。でも4日のために何万も払う人は少なく、皆さん14日間を選んでいるとのことでした。
14日間、常にGPSで行動を監視されています。時々AIからも電話が来るそうです。自分の背景が写るテレビ電話にも出なければなりません。
帰国後の14日間の隔離はあまり意味がない、と多くの人が言っています。僕も全くその通りだと思います。
乗客は現地の指定医療機関で厳しいPCR検査を行っているし、成田でも唾液によるPCR検査を行います。飛行機内でクラスターが発生したなんて、聞いたことがありません。
PEIと同じように、4日起きのPCR検査を義務づけるとか、そのようにすればいいのにな、と思います。ただ日本の場合、一度作ったシステムをそう簡単には変えられないのです。もっと状況に応じて臨機応変に対応していけばいいのに……。