国内線に乗ってケベックシティへ移動
朝6時、ホテルをチェックアウト。
エアカナダのカウンターでチェックイン。国内線は自動チェックイン機でチェックインを行います。もう有人カウンターはどこにもない。
ボーディングパスと荷物タグを取得。そして自分で荷物をベルトに流して終わり。
カナダに入ってしまうと、カナダ人と同じになるので、陰性証明書などの書類のチェックなしで国内線に乗ることができます。
まずは荷物検査。
僕はどんな時も指さし確認を行っています。荷物を機械に流す前に、ボーディングパスがないことに気づきます。先程パスをチェックしていた無愛想な係員に「ボーディングパスは?」と尋ねると、「さっきあんたに渡したでしょ」と言う。
「いや、もらってない」「渡したわよ」の言葉のやり取り。
僕が「あんたが落としたと思うので足下を見てくれ」と言うと、「そんなことはない」と突っぱねる。「いいから下を見ろ!」と怒鳴ったら、やっぱり係官の足下に落ちていました。気まずそうにそれを広い、ボーディングパスをポンと投げてよこします。
カナダには色々な人種の人がいる。中には絶対に自分の非を認めず、誤らない人もいる。まあ、このようなトラブルはよくあることです。
でも、あのままボーディングパスがなくなったことに気づかず搭乗ゲートに行っていたとしたら、飛行機に乗れなかったでしょう。指さし確認は大切です。
30番ゲートの方にティムホートンがあったので、コーヒー&マフィンで朝食。
モントリオール直行便。搭乗ゲートはたくさんの人がいました。満席とのこと。
皆さんマスクをしています。やはりN95などの医療用マスクが多いですね。ホント、買って持ってこればよかった。
3人ほど、激しく咳をしている人がいました。少し不安になります。
国際線は、すべての乗客が搭乗前にPCR検査を行っているので、ある意味、安心感があります。問題は国内線です。事前にPCR検査は行っている人は、おそらく1人もいないでしょう。
念のため、マスクを二重にして飛行機に乗り込みました。
機内のタブレットは古い機種でしたが、映画は観ることができました。邦画は1本のみ、「花束のような恋をした」が入っていた。
出会いから別れまでを丁寧に描いたとても素晴らしい作品でした。大ヒットした理由が何となくわかります。
やはり50を過ぎたオジサンがこのような映画を観ると、もう一度20代の頃に戻りたくなりますね。
約5時間のフライトでモントリオール着。 小型機のプロペラ機に乗り換えてケベックシティへ。同じく満席でした。
う〜ん、また激しく咳をしている人がいる……。
N95マスク、持ってこればよかった。ドラックストアで買います。
到着後、タクシーで予約したホテルへ。
カナダの観光地のホテルは一泊200ドル前後です。今回は4泊するので約10万円。50〜60ドル前後で泊まれた30年前が懐かしいです。
一息着いた後、歩いて旧市街を巡ってみました。政府からの時短要請が出ているのでしょう、まだ20時だというのに、多くのお店はクローズしていました。マクドナルドもバーガーキングもティムホートンもやっていません。
でも何故かレストランは営業しているんです。疲れており、レストランで食事という気分ではなかったので、小さな食料品店でサンドイッチを買い、ホテルの部屋で食べました。