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2021年12月14日 (火)

来年から、作品額の価格が上がります

来年の6月頃、もしかしたら東京で個展を開催するかもしれません。
新規のテーマを発表する個展はやはり厳しいため、代表作を展示し、販売を兼ねた個展になると思います。
いずれにしてもまだ企画段階です。開催しない可能性もあります。

額屋さんから、木材やアクリルの部材が高騰しているので、来年から額やアクリルの値段が上がります、という連絡が入りました。
確かに原油価格がこれだけ高騰すれば、額やアクリルの価格上昇は仕方のないことですね。木材も、いま、確保が難しいらしいです。

というわけで、清里フォトギャラリーで販売している作品額も、来年から価格を改定します。3,000円〜2万円くらいのアップになると思います。

Img_20211203_112256 今まで、ギリギリの価格で作品額を販売してきました。例えば1万円の作品額は、額代、プリント代、裏打ち代、販売店の手数料、送料を差し引いていくと、吉村事務所の利益は1,200円くらいです。
よって、額やアクリルが値上げとなると、この利益が消え、売れば売るほどマイナスになっていきます。

清里でギャラリーをはじめた頃、定価の6割を利益にしていかないとお店は続かない、と教えられました。
最初、それはおかしいと思い、可能な限り低価格に設定し、1〜2割の利益でスタートしたのです。以前買い取った写真集などは、100%利益になります。つまり本やポストカードなどと一緒に作品額の販売を行っていけばどうにかなるような気がしました。
でも結果として、2年でギャラリーは潰れました(笑)

お店の場合、6割の利益は基本中の基本です。
高速道路のサービスエリアで、お土産用のお菓子やケーキなどがたくさん売っていますよね。その1個あたりの仕入れ値を聞いたら、皆さんびっくりします。だから経済が回っていくのです。

カレンダー額は、今回は据え置きでいきます。来年から上げさせてください。

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