今日は10時に会場にin。予定通り10時半からYouTubeライブ配信を行いました。
ライブ配信は昨年のプリンスエドワード島以来だったので、ライブ配信のコツを忘れていた。聞こえているのかな〜という不安を抱きながらパソコンのカメラに向かって一方的に喋るので、結構難しいのです。
あまりうまくできなったので、アーカイブは消去するかもしれません。
明日の日曜日10時半から、同じようなライブ配信をもう一度やります。もう少しカメラアングルを工夫してみます。
何か質問がありましたら、チャットでお知らせください。
11時ちょうどに、会場がOPENしました。
はじめての週末で、天気もよかったので、かなり混むかなと思ったら、お客さんの流れはほどよい感じでした。常に2〜7人くらいで、トータルの入場者は約700人だった。
明日の日曜日は、混まないと思います。是非お立ち寄りください!
案内状について
今日もたくさんの方から、「案内状、当選しました!」と言われました。今回抽選ではないんです〜。1000名は、ソートをかけない状態でランダムに選んでいます。
全国の6000名の1000名だったら届く確率はかなり低かったと思いますが、今回、東京、神奈川、埼玉、千葉にお住まいの1000名なので、確率は1/2くらいです。
ちなみに、1000枚お送りした中で、180枚ほど「宛先不明」で戻りました。2年間のブランクがあったので、こればかりは仕方ないと思っています。これがその戻った案内状です。
でもこうして写真展を開催してみると、案内状の重要性というのをひしひしと感じています。
大企業のように、データをサーバで管理して、写真展などの情報はメールマガジンにすればいいじゃないですか、とよく言われますが、これは個人では無理です。
住所管理には24時間OPENのサーバが必要だし、あと、もし管理している情報が流失してしまったら、吉村事務所はたいへんなことになってしまいます。データの管理は、郵送料以上にお金が掛かるのです。
例えば吉村のホームページって、httpsになっていますよね。今、法人は「s」でないとダメなんです。「s」を取得するだけで、年間4万も払っているんです。5月に請求書が来るたびに気が重くなる。
今回、素晴らしい写真展になりました。だからこそ、6000名に案内状をお送りしたかったのですが、どー考えても予算的に厳しかった。
1年前のジュンク堂書店のイベントは、文化庁のアート支援金が取得できたので、全員に送ることができました。2年前の「Du CANADA」展は、富士フイルムさんが送料を出してくれたのです。
いつの日か、清里にMYギャラリーを持てたら、必ず全員に案内状を郵送で送ります。月の売上から20%くらいを捻出し、1年くらい掛けて全員に届くようにしようと思っています。
アクリルについて
今回、「ヨーロッパ」と「光と色」のテーマは、すべてアクリル作品です。
額装も、アクリルも、プリント自体は同じです。アクリルの方は、光沢のある紙にプリントし、それを特殊な接着剤でアクリルに貼り付けています。当然自分では出来ず、専門業者に依頼しています。
アクリルは、この5年〜6年で急速にのびてきた写真表現の一つのスタイルです。実際アクリル作品を目にすると、その美しさに魅了されるでしょう。
清里フォトギャラリーでも、最初は額装8、アクリル2くらいの割合でしたが、今は額装4、アクリル6と完全に逆転してしまいました。
よく、お手入れ方法について質問されます。ホコリがついたら、クイックルワイパーでサッと拭いてあげるだけで大丈夫です。指紋がついてしまったら、ティッシュで拭けば簡単に取れます。というか、アクリル表面はツルツルしているので、それほど汚れはつきません。
ご参考までに、吉村のアクリル作品をたくさん集めていらっしゃるAさん宅をご紹介します。僕自身もご自宅を訪問したことがあるのですが、震えがくるほど感動しました。

写真家の行く末
今回の写真展では、時々写真家の方もいらっしゃいます。
決まって、「吉村さん、この2年間、どうやってサバイブしたの?」と聞かれます。
実は、この2年間で、多くの写真家が写真をやめてしまいました。つまり転職した。芸能人は、芸能界を去るときに芸能界引退発表をしますが、写真家にはそれがありません。気づいたらいなくなっていた、という感じです。
僕の場合、何とか2年間のコロナ禍を乗り切ることができました。もちろん、政府からの給付金や支援金はすべて取得しています。法人なので、満額です。このようなことはマメに動き、写真家を継続できる努力しています。
写真界の今の状況、どこか旅行業界と似ているような気がしています。
旅行業界も、コロナ禍で大打撃を受けました。旅行会社で働く友人が多いのですが、誰も本当に大変そう。コロナが終息したので元に戻ります、という感じにはなっていないのです。まさにゼロからのスタートです。
いずれにしても、勝負はこれからだと思っています。
今年は思い切って2回は海外に行く。まずは7月にスイスへ旅立ちます!