床に座ることが苦手
日本の美しい村の取材では、可能な限り旅館や民宿に泊まるようにしています。というか、ホテルがないので、旅館や民宿中心になります。
温泉があるし、料理が美味しいしで実に快適なんですが、唯一厳しさを感じるのが、和室で床に座って過ごすこと、です。
僕自身、18歳からずっと椅子やソファの生活を続けているので、床に足をのばすことが大の苦手なんです。胡座をかいても正座しても、2分で足が痺れてしまう。
東京でも、よく和食のお店では座敷に案内されることがある。食べ終わり店を出るときは大変です。足が痺れて歩けず、「あれっ? 吉村さんどうしたの」と一緒にランチを食べた人に言われる。
部屋を借りるときも、和室は必要ない。3LDKだったら、オール洋室が理想です。
残りの人生も、椅子かソファかベッドでいい。お爺ちゃんになっても、床には座りたくないです。