取材は難しい
日本でも海外でも、飲食店、宿泊施設、博物館、美術館、アーティスト、職人さんなどにコンタクトし、取材していきます。受けてくれたり、断られたり。割合としては5:5くらいですね。
ただ事前にコーディーネーター、ガイド、役場の方に取材項目をリストアップしてもらうと、成功率が100%になるのです。なぜなら、地元の人は、取材NGのところや人を知っているから。
だから僕のような取材陣は、事前準備というのを行っているのです。
今日は一人でぶっつけ本番の取材を行ったのですが、ほとんどの場所で取材NGでした。8割だめだった。
商売をしている人たちの気持ちはわかります。流行っているお店は取材されることは逆に迷惑だし、マイペースで商売をやっていきたいという方は、自分の居場所や自分自身を露出させたくはないですね。
今まで、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などからたくさんの取材依頼があったと思う。最初の頃はよくても、だんだんと嫌気がさしてきたのでしょう。
近頃、マスメディアの役割って一体何なんだろう……と思うことがあります。
例えば、A街に、地元の人から愛される最高のレストランがあったとします。でもそこが取材NGだとすると、マスメディアでは絶対に伝えることができないのです。
マスコミの仕事って、もしかしたらうわべだけなのかもしれませんね。
さて、明日はどうしよう。
先程、地元の歴史書を買いました。これを読みながら、別のアプローチから迫ってみようと思います。