写真展01日目 たくさんの来場者でした
写真展、今日からスタートです。
まず、YouTubeのライブ配信の日時が決まりました。4日(土)AM10:30から20分間、行います。
https://www.youtube.com/channel/UCncrKjT1KiJXTJIYzlXMenQ?view_as=subscriber
週末は、会場がOPENするのは11時からです。この時間になるまではフロントのドアは閉まっています。
今日は朝からたくさんの来場者で、3時頃までとてもとても大変でした。
レジ打ち、サイン書き、袋詰め、作品額の販売と、一人でやらなければいけないので、吉村和敏は何年ぶりかでパニックになりました。
この2年間でレジの打ち方を完全に忘れていた。+を押し、小計を押して、合計を押す、というマニュアルは、以前、アルバイトさんが作ってくれたものがありました。それを見ながらやっても、複数のときの小計を忘れ、合計を押してしまったりするのです。そこでエラーとなり、先に進めません。マジで手が震えた。一回間違えると、18時に出すその日の集計データが上手く取れないのです。
まあでも、お昼を過ぎる頃にはレジ打ちを完璧にマスターすることができました。
次にパニックになったのは、クレジットカード決済です。何故かエラー出てしまうのです。原因はつきつめていけばわかるのですが、その時間をどうしても取ることが出来ません。
今の時代、外出時にキャッシュを持たない方がたくさんいます。今日は3人のお客さんに写真集や作品額の販売をすることが出来ませんでした。本当に申し訳ありませんでした。心からお詫びいたします。
4時くらいにエラーの原因が判明。楽天モバイルのsimカードを、自動でなく、1か2に固定すればよかったのです。すると有線LANが作動しました。それでも時刻エラーが出ましたが、それは端末を再起動することでなおりました。
クレジットカード決済、明日からは大丈夫です! VISA、MASTER、JCB、デビットカードに対応しています。
3時を回ると、何故か来場者がガクンと減りました。会場内には1〜3人といった感じです。
夕方4時半〜6時はそこそこ混みました。
「サインしてください」と、お手持ちの写真集を持参する方たくさんいます。わざわざ重い本をありがとうございますm(_ _)m
今日は、『緑の島に吹く風』の持ち込みがありました。何年ぶりかでこのエッセイ集を紐解いたのですが、20代の頃は今以上に頑張っていたよな〜という感じでした。毎日ワープロを叩いていたし、常に文章のことを考えていた。
だったら今、時間があればこのような本が書けるかというと、残念ながら書けません。たとえば前書きにある、
「美しい夕焼けと出会える予感がした。太陽が西の丘陵に傾くにつれ、島の上空を覆っていた巻雲は姿を薄くしていく。ときおり吹く冷たい春風がピタリとやみ、微かに湿り気を帯びた大気の中で、群れをなして飛ぶ小鳥たちの鳴き声が、心地好く耳に響いてくる、こんな日は決まって、空が見事な茜色に染まる」
なんてピュアな表現は、50を越えたオッサンには書けないのです。20代の吉村君だから書けたんです。
あと、友人知人との会話もたくさん出てくるのですが、今、吉村オジサンは、取材中に面倒くさくて地元との人との会話はあまりしていなのです。だから書けません。
このエッセイ集は、KKベストセラーズの山野さんという編集者さんから、「吉村君、一冊書いてください」と言われたので書きました。何でも素直に聞くマジメな吉村青年だったのです。
今だったら、「いや〜、バタバタしていて原稿を書いている時間はないんです」とやんわりと断ってしまう。
20代には20代の凄さがあるんです。今日は何年ぶりかで自分のエッセイ集をパラパラ捲り、そんなことを考えました。
加えて、今のままじゃいけない、とも思った。どうにかしないと。
というわけで、今日は時間に追われ、動画やスチルを撮ったりすることが出来ませんでした。
18時くらいに撮った巨匠・土屋勝義氏との記念写真をアップします。