いま、バンフのホテルは一泊4〜5万円です
今日は朝から雨です。
キャンプ場を出て、バンフの街中へ。昨日と同じように、フリーのRV専用駐車場にキャンピングカーを停めます。
バンフ在住のカナディアンRさんとお会いし、インタビュー取材。色々な話をお聞きしました。
その後、雨ですることがなかったので、100キロほど北上し、ボーレイクまで行ってみました。
駐車場で2時間ほど待機しましたが、雨はやみませんでした。諦め、バンフに戻ります。
夜、バンフの町を歩いてみました。各ホテル「VACANCY」の案内が出ています。当日になると空きもポツポツあるんだなと思い、ブッキングコムで各ホテルの値段を調べてみたら、最低で45,000円でした。今の時代、バンフのようなメジャーな観光地のホテルは、一泊4万円が普通です。(35年前は、一泊1万円くらいだった)
それにしても、近年のカナダの物価の高さは異常です。スイスも高い高いと言われていますが、カナダに比べたら安い方です。
カナダの物価は、30年前に比べると3.5倍に跳ね上がっているそうです。でも働く人々の所得は2.5倍になっている。カナダでは、年収1000万というのはごくごく当たり前の世界です。
先進国の中で、横ばい状態が続いているのは日本だけです。政府は所得をあげようと躍起になっていますが、日本の企業自体の業績が悪いので、難しいですね。
海外に出るたびに感じるのは、「今後、日本という国は大丈夫だろうか……」ということ。
日本国内だけで完結していれば何ら問題ないのですが、海外相手のビジネス、たとえば旅行業とかは、相当厳しくなってくるような気がしている。今後、日本人の海外旅行は、夢のまた夢になってしまうのかもしれません。現に今、そうなりつつあります。