高くても安く感じるときがある
今、ホテルの宿泊料が値上がりしています。色々な物価が上昇しているのでやむをえないことなのでしょう。マスコミは旅行割に伴う便乗値上げと騒いでいますが、便乗値上げとはちょっと違うと思う。
稀に、一泊9000円で泊まれる部屋が、週末になると一泊2万円に跳ね上がったりします。これに関しては、どー考えてもおかしいと思う。僕自身、そんなホテルには絶対に週末料金で泊まりたくないです。なぜなら、これだけの価格差があっても、部屋は同じ、サービスも同じだからです。
いきつくところ、ホテルは、お客さんにいかに満足感を与えられるか、だと思っています。満足感を与えることが出来れば、高額な宿泊料は気にならなくなる。
たとえば新庄村で泊まった宿は、1泊2.5万円でした。最初は、随分と高いなあ〜と感じたのですが、実際泊まってみたら、特に料理で120%の満足感を味わうことができた。チェックアウトのとき、心の底からこの宿に宿泊してよかったと思ったし、2.5万円が安く感じました。
いずれにしても、大変な世の中になってきました。僕自身、少しでもいい取材を行うために経費をガンガン使っていますが、そろそろこれも限界に近づいている。車中泊をもっと取り入れるといいのですが、無理すると体調を壊すので、医療費が嵩みます。本末転倒です。