靴について
東京に戻りました。
少し時間が取れたので、靴について書きました。
こんな感じで、長い文に関してはHPの方に移行していきます。
アクセスは5〜6件しかありませんが、読者は「検索」で来るんです。よって2年3年と長い目で見れば、アクセスが数千に膨れあがります。
ブログを始めて18年。ようやくSNSの基本を理解できるようになりました。
東京に戻りました。
少し時間が取れたので、靴について書きました。
こんな感じで、長い文に関してはHPの方に移行していきます。
アクセスは5〜6件しかありませんが、読者は「検索」で来るんです。よって2年3年と長い目で見れば、アクセスが数千に膨れあがります。
ブログを始めて18年。ようやくSNSの基本を理解できるようになりました。
日本を巡っていると、外国人観光客の団体さんをたくさん見掛けます。ここ信州も凄いことになっています。
外国人はみんな個人旅行かと思っていましたが、団体さんも結構いますね。30人くらの外国人観光客が、ガイドさんの説明を大人しく聞いている光景は実に新鮮です。
今日も駅のロビーでヨーロッパ人の団体さんを見掛けたのですが、英語が堪能な日本人のオジサンが声を張り上げながらガイドをしていました。見ていたら、だんだんとガイドの仕事をやりたくなってきた。
英語の会話は何の不自由もありません。歴史や文化を英語で説明することに関しては、原稿を丸暗記すればできるでしょう。
いま、日本のどの観光地でも、イングリッシュスピーカーのガイドが足りていないと思うのです。よって需要は山ほどある。どうしよう、真剣に考えてみようかな……。
今は、好きなことだけでは食べていくことが出来ない時代です。写真家はもちろんのこと、作家、画家、イラストレーター、デザイナー、音楽家もみんな厳しい。多くの人が、プラスαの仕事をするようになっています。
団体旅行が入ったときに旅行会社から声がかかる。忙しいときは断ってもいい。ガイドの仕事は、今の自分にとってベストかもしれません。
早起きし、高速を走って山梨へ。
昇仙峡近くにある4軒のハッピードリンクショップの撮影を行いました。
その後、清里へ移動。
「ペンション銀の森」に立ち寄ります。とても素敵なペンションです。庭にルピナスが咲いていました。
「萌木の村」へ移動。オルゴール館で、6月下旬に出す写真集について打ち合わせ。店頭とネット通販でサイン本の販売を行う予定です。通販の送料は吉村事務所の方で持つ方向で調整中です。
ご存じの方も多いと思いますが、いま清里は生まれ変わろうとしています。「赤毛のアン」の大きなショップもできました。
詳しくはこの本を読むとよくわかります。
https://amzn.to/3OCBF3k
今後清里はどうなっていくんでしょうね。
IFTTTというアプリを使って、Instagramにアップした写真を自動でTwitterに流れるようにしていましたが、ご存じのようにIFITTが有料版のみになり、このサービスが使えなくなりました。もちろんサブスクに加入すればいいのですが……。
今後、インスタとツイッターは別のSNS、という考えでいきます。
インスタは、日常写真をやめて「作品」を発表する場に、Twitterは今まで通り日常写真をアップしていく、こんな感じにしようと思っています。
海外からリアルタイムで送る写真はTwitterの方ですね。
https://twitter.com/KazYoshimura
ブログの方にも手を入れます。長めの文は、ホームページにアップし、アップした段階でTwitterでお知らせします。
土佐市のカフェの件、考えさせられます。
おそらく、大成功していたので、理事長からしたら面白くなったのでしょう。村社会ではよくあることです。
清里では、このような問題は絶対に起きません。なぜなら住んでいる多くの人が、余所から来た人だから。あと、地元の年配者は、移住者との付き合い方に慣れています。
年間1億売り上げる人気店が出来たとしても、地元の人が嫉妬したりすることはないですね。
そういった意味で、清里は大変住みやすい田舎ですが、ただ問題は、土地や物件が高いこと。他の田舎では70万で買える土地が、清里では700万くらいします。
テナントにしても、「年間5万円くらいでいいよ、好きに使って」というのが日本の田舎ですが、清里だと月10〜15万はします。年間にすると100万オーバー。
清里はすごく好きな地ですが、たぶん僕の夢は、清里では実現できないです。清里で何かをするには、資産家でないと無理だと思う。
「日本の美しい村」の取材は、地域おこし協力隊の方々との出会いでもあります。どの村にも2〜3人いて、皆さん頑張っている。中には、役場にいて、美しい村の担当になられている方もいます。幾つかの村で、協力隊の方に案内してもらいました。
任期が終わってからも、村に定住し、レストランや宿を続けている人も多くいます。そういった意味で、地域おこし協力隊は、本当に素晴らし制度だと思う。彼らがいるからこそ、地方の小さな村が活性化していくんです。
今の若者たちはとにかく頭がよく、センスもいいので、何をやらせても上手くいってしまうのです。たとえばレストランやカフェにしても、SNSなどを使って巧みに集客し、人気店にしてしまいます。
そう、昭和組の年配者は、もっと謙虚になって、今の若い人たちからすべてを学べばいいのです。
先日旅先で、SNSで月100〜150万稼いでいる若者と会いました。話を聞いたら凄かった。
「吉村さんのSNSはイマイチですね。せっかくアドセンスが入っているのに勿体ないです」と言われてしまった(笑)
よし、まずは小さなことからはじめてみよと思い、ホームページをリニューアルすることに決めたのです。ここで写真や文章をどんどん発表していこうと思う。
ちなみに、いま、ホームページの収入は、月250円くらいです。これを月2500円くらいまで持っていく。するとYouTubeの収入と合わせれば月5000円くらいになりますね。
今年の目標です。昭和組はまだまだ頑張れる。
低気圧が来ているからでしょうか。体調がイマイチです。
音楽でも聴くかと、先日ラジオでいいなと思った曲を購入しました。マイク・オールドフィールドの「Moonlight Shadow」。こんな感じの曲が好きです。
ホームページのリニューアルを行いました。
まずは「プリンスエドワード島」と「マツダCX-5」の記事をアップした。どちらも以前ブログで書いたものを少し手直ししています。
今後、旅行記も書いていこうと思っています。もしかしたら、いま旅している「日本で最も美しい村」に関しても、簡単な旅行記をアップしていくかもしれません。
今まで書いてきた「写真のひみつ」は、まだ書き足りないので、これからも継続します。
リニューアルに伴い写真が重複したりと見にくい箇所がありますが、今後時間を掛けてすべての記事に手を入れていきます。一つ一つやっていかなければならないので、膨大な時間が掛かります。
新しくなったHPはこちら
https://kaz-yoshimura.com/
毎年恒例の自動車税を払ってきました。CX-5が45,000円で、R2が12,900円です。軽自動車は13年経過すると税額がアップします。
これに任意保険と車検代。駐車場は月3.5万円だし、高速代もガソリン代も掛かる。あと、タイヤを交換したり、故障箇所をなおしたり。
2台の車の年間維持費は170万くらい掛かります。車を所有するって、本当に大変なこと。かといって車がないと何も出来ません。
午後、都心に出て、ホームページの制作でお世話になっているシステムエンジニアの方と打ち合わせを行いました。
ホームページは半年以上、休眠サイトでした。アクセスすらしていなかった。
先日、見事に乗っ取りの被害を受けました。かなりヤバイサイトになっていた(汗)
WordPressのテーマを変え、一から出直すことに決めました。
今後、ブログは徐々にHPの方に切り替えていくつもりです。いまは「写真のひみつ」だけですが、写真以外のこともどんどんと書いていく。
今、このブログは、1日に200〜300人くらいのアクセスがあります。たまに、車や家電など、長い原稿を書いていますよね。その時は2000を越えるアクセスがあるんです。数年前に書いたCX-5の魅力を伝える原稿は、10万人以上の人が読んでいます。
どうやって読者が訪れるかというと、99%「検索」です。つまりブログもYouTubeも、コンテンツ以上にSEO対策が重要ということになりますね。
今の若い人たちは、SEOを勉強し、マスターしている。だから何をやっても凄いのです。僕をはじめとする昭和組は、この辺りが疎い。YouTubeもBlogも頑張っているのですが、ずっと低空飛行のままです。
日本の村の取材が終わり東京に戻りました。
このまま信州にいてハッピードリンクショップの撮影に入ることも可能でしたが、海外取材が近づいているので、東京でやることが山積みなのです。
東京に戻ると、まず撮影データをHDに落とし込みます。先日また4TBを3台買ってきた。
スチルでもこれだけのHDが必要になってくるので、4Kで動画を撮っている近頃の若い人はデータ管理をどうやっているのだろう……。不思議で仕方ありません。
各村で集めた膨大な資料をクリアボックスに入れます。取材ノートは、もらった名刺を貼り付けるなどして、簡単な整理をしてからボックスに入れます。
このBOXは、Amazonで4個ずつ買っている。最終的には60個買うことになりますね。
このところ、夜10時を過ぎると、疲れて動けなくなってきます。若い頃と全然違う(笑)
それでも今日は気合いを入れ、3時間ほど動画を編集し、YouTubeにアップしました。
朝から晴れました。
山田牧場、古道、雷滝、山田温泉、桜の木と撮影していきます。神社も撮りましたが、昨日の雨の雰囲気の方がよかったかもしれません。
トレーラーハウスのピザ屋さん「なごみ」を取材しました。10年目を迎えるようです。
スパワインセンターで旅割の2000円クーポンが使えたので、ソバとパスタを買いました。
宿泊施設では決まって2000円の旅割クーポンをもらいますが、今まで一度も使ったことがありません。この半年で、2万円以上のクーポンを無駄にしていると思う。
なぜなら、翌日で期限が切れてしまうから。次の日は朝から取材や移動になってしまうので、道の駅のようなお店に立ち寄っている時間が取れないのです。
例えば身延でも、ホテルをチェックアウトしたのが7時。駅周辺のお店はどこも開いていなかったし、早川町ではクーポンを使えるお店がありませんでした。
この美しい村の取材は、1村で10人以上の方とお会いします。夢を追いかけている人もいれば、夢を叶えた人もいる。
何かやりたいことがある人は、まずは行動することが大切ですね。
そう、はじめるなら「いま」なんです。50〜60才を越えてしまうと、体力と気力がついてこないし、健康の問題もある。
十分な資金がなくても、まずははじめてみれば、どうにかなっていくものです。行政も応援してくれるわけだし。田舎には、支援金制度がたくさんある。
ただ、格安の古民家の購入だけは慎重に。今の時代、家の解体はかなりのお金がかかります。一生背負い込むことになる。
たとえば、いつかブドウ栽培し、ワインつくりをやってみたいと夢見ている人がいるとします。今すぐにでも会社を辞めた方がいい。夢を叶えるには、1年でも若い方が有利です。
日本全国の村の取材を通し、誰もが羨む企業をスパッと辞めて家族で田舎に移住し、夢を追い掛けている人とたくさんお会いしてきました。今の若い人たちは本当に凄いんです。
今日も快晴。まずは山の中にある宝篋印塔を撮影。
その後、重要文化財の松下家を取材。教育委員会の方に丁寧にご説明いただきました。
歌舞伎の秋の会場となる市場神社を訪れた後、木工体験交流施設を取材。素晴らしい作家さんとの出会いがありました。
するぎ農園でお蕎麦ランチ。大人気のカフェ&レストランHAKKO IISHIKAを取材し、大池と逆さイチョウを撮影し、大鹿村の取材に終止符を打ちました。
やはり山の中に入っていくには軽がベストですね。今回、R2で来て正解。秋の九州や四国の取材はどうしよう……。CX-5かR2か、迷います。
今流行りのキャンピングカーは、意外と写真家とマッチしないのです。なぜならキャンピングカーの場合、A地点からB地点への移動の旅になってしまうから。脇道に入ることは出来ないし、路肩に停めて写真を撮ることも出来ません。軽キャンパーはコンパクトですが、箱を載せている時点で最大積載量に近いので、100キロ以上の機材が積めません。
だから僕は日本でキャンピングカーを欲しいと思ったことはあまりないんです。他の写真家さんたちも、一度は買うけど、みんなすぐに手放してしまう。
7時、ホテルをチェックアウト。
峠道を走って大鹿村へ向かいます。ここから車で1時間ちょっと。
山に囲まれた1000人あまりが暮らす小さな村です。
信州人ですが、大鹿村は知らなかった……。
今日は役場の方に案内していただきました。歌舞伎の舞台、ろくべん館、中央構造線博物館、塩、旅館など、たくさんの魅力をカメラに収めます。切り絵作家柳土情氏と奥様にお会いし、インタビューをすることができました。とにかく作品が素晴らしいのです。
ここ大鹿村でも、リニアの工事が急ピッチで進んでいました。ダンプトラックが行き交っている。
工期のことが気になったので、ネットで調べてみました。なるほど、反対意見もあるんですね。
解決方法は簡単です。地質や水については現場の人に聞けばいいんですよ。人里離れた山の中、トンネルを掘って、命をかけて働いている人たちが一番詳しいです。山のことはすべて知っている。
頭のいい人は、本の知識だけで物事を判断しようとします。大学の先生も、フィールドワークをする人としない人がいる。僕が尊敬する渡邊先生は、フィールドワークばかり。とにかく凄いんです。
明日、もう一日大鹿村を取材し、次は高山村へ向かいます。
夕方4時頃まで東京駅周辺にいました。
その後、仕事場に戻り、パッキング。中央道を走って長野県伊那へ。
到着は夜の10時。ルートインにチェックイン。
よくよく考えてみたらお昼から何も食べていません。近くにローソンがあったので、菓子パンとヨーグルトで夕食。
ここ伊那も、ビジネスホテルの空き部屋を見つけるのが大変でした。
いま、日本国中どのビジネスホテルも当日は無理ですね。最低でも3日前に予約する必要があります。
一泊一万円以上の民宿は、平日であれば空きがありますが、料理が出ないことが多い。人手不足で料理人がいないのです。
いま、多くの街で次々と新規ホテルを建設しています。10年後、20年後、清掃スタッフは集まるのでしょうか……。
どんな時でも動いていないと写真家ではなくなってしまいます。よって、貯金を切り崩しながら精力的に旅を続けているわけですが、一番大変なのは、スケジュール管理です。
飛行機や宿の予約があるので、常に頭の中がゴチャゴチャしている。昔は宿なんか当日取ればよかったのですが、今は予約なしでは旅できません。特に日本のビジネスホテルは絶対に無理。
夏のカナダやスイスの予約も、もう大変です。。。 で、スケジュール管理はどうやっているかというと、月曜はじまりのGoogleカレンダーをA4にプリントし、それをテープで貼って短冊形にし、鉛筆で書き込んでいきます。鉛筆で書くというのがミソです。
手帳のカレンダーでもできるのですが、手帳の場合、月をまたぐときにページを捲らないといけないので、ゴチャゴチャしてしまうのです。
で、過ぎ去った月はハサミで切って捨てます。内容はネット上のGoogleカレンダーにもあります。
朝から雨。
奈良田の里へ行き、古民家カフェ、歴史民俗資料館、奈良法王神社、山城屋を訪れます。
白籏史朗氏の山岳写真館にも入ってみました。写真家の美術館の中では一二を争う規模ではないでしょうか。ちなみに白籏氏の美術館は全国に3箇所あります。
やはりアート施設は、行政や企業にお願いしないと無理だと思う。そろそろ、そのような営業活動も始めた方がいいのかもしれません。
以前、清里で造ったような小さなギャラリーなら自分の力でも出来るので、引き続き可能性を探っていきます。
午後はジビエや白糸の滝を撮ります。
雨は本降りになりました。もっと山の風景を撮りたかったのですが、諦め、東京に戻ることにしました。大月まで下道を走り、その後中央道に乗ります。
来週月曜日は写真集の色校の戻し。後半は信州にある2村を取材します。
早川町は険しい山に囲まれています。
この地に何があるんだろう……と考えていましたが、蓋を開けてみたら魅力が盛りだくさんでした。
まずは「すずり」の硯匠庵から取材。書道が好き方は是非訪れてみてください。
その後、お茶の工場を取材。
赤沢宿は知らなかったです。素晴らしいですよ。
お昼は「おすくに」で蕎麦と山菜。美味しかった。
巨大な杉も見たし、茂倉の集落に行った。夕方はヘルシー美里を取材し、一日が終わりました。
今日は役場の方にご案内いただきましたが、明日は一人で各地を巡ります。
ギネスに認定されている世界最古の宿があります。超高級宿なので、吉村には宿泊は無理ですが、明日外観を撮影しようと思っています。
清里は山梨県です。よって、山梨との関わりは6年になろうとしている。山梨のことは結構知ったつもりでいましたが、早川町は知らなかった。
もしかしたら、山梨で「最も魅力がある地」かも知れません。何となくですが、この地はまだ内緒にしておきたいです。
あと、早川町と言えば、リニアのトンネル工事ですね。今日もたくさんのダンプトラックと残土を目にしました。山の中で何百人という人が必死になって働いている。心の底から敬意を表したいです。
2027年度の開通が楽しみで仕方ありません。
松崎町2日目です。
まずはトレイルを歩いて千貫門へ。すごい迫力。
室岩洞、石部の棚田を巡り、撮影を行います。
浄感寺で入江長八の作品を観て超感動。
とにかく松崎町は魅力が盛りだくさんです。今度外国から友人が来たら、松崎町を案内しようと思いました。
松崎は、交通の便が悪いんです。電車では来ることが出来ない。東京からは日帰りも無理です。
だからこそ、いいんだと思います。常に観光客でごった返している、という感じになっていない。
35年間旅を続けてきましたが、「メジャーな観光地には感動がない」と断言してもいいです。
観光客が溢れている時点で、ストレスが溜まるだけです。だから僕は京都があまり好きになれないのです。
オーバーツーリズムの地を訪れる度に、この地は終わっているな、と思うだけ。
僕は、たくさんの観光客が集まる「祭り」もあまり好きではありません。全国各地で行われている何とか祭りとかは絶対に行きたくない。何万人も集まる花火大会も嫌いです。
逆に、地元の人だけで開催しているような素朴な祭りは好きです。五島列島を追い掛けていた頃、素朴は夏祭りや神楽はすごくよかった。
まあでも、僕のような考えを持つ人は、日本人には少ないです。誰もがたくさんの人が集まるところに行きたいと願っている。人がいないと寂しいので、旅行はGWや年末年始でないと絶対に嫌だ、という友人もたくさいる。日本人は、レストランに入る時、30分、1時間と、列に並ぶのが苦にならないのです。むしろ楽しんでいる。
夕方、雨雲が広がり、雨になりました。
松崎町に別れを告げ、北上し、山梨県へ。途中、道を間違えたので、5時間も掛かってしまった。
身延町のビジネスホテルにチェックイン。
明日から早川町の取材です。
朝7時、三島のホテルを出て伊豆を南下、松崎町へ向かいます。1時間ほどで役場に到着しました。
午前中と夕方、美しい村担当の方にご案内していただきました。
松崎と言えば6㎞以上続く桜並木で知られていますが、町中にはたくさん魅力が溢れています。なまこ壁の建造物が点々とし、神社仏閣も素晴らしい。岩科学校はあまりにも有名ですね。開智学校がある松本出身の吉村としては、いつか岩科学校を訪れてみたいとずっと思っていました。
「蔵ら」のバービー人形の着物展は感動した。これ、外国人に凄く受ける。
今日本はどこに行っても欧米人だらけですが、ここ松崎はまだ知られていないのか、今日は誰一人として見掛けませんでした。平日ということもあり、日本人観光客も数人しか見なかった。
ホテルや民宿は山ほどありますが、料金設定は低めです。
松崎町は超穴場です。是非訪れてみてください。
実は今日、取材中にこけました。指4本負傷し血だらけ。顔も少し強打。明日腫れないといいのですが……。
近くの売店で、応急処置をしてもらいました。
ちなみに、カメラはガラスがバリバリです。でも撮影は可能だった。
慎重派なので、歩く時は注意を払っているのですが、これだけ旅が多いと、どうしてもミスは起こりますね。
というか、いまの時代、一眼でスチルを撮り、アクションカムで動画を撮り、SNS用にスマホでスチルを撮り、あとノート片手に文の取材を行う。とにかくやることが山積みなんです。頭の中がウニ状態。よって、歩いているとき、注意散漫になってしまう。
夜、網元の素朴な民宿へ。
料理があまりも豪華だったので、びっくりしてしまいました。かといって宿泊料はそれほど高くないんです。
僕は、これこそが日本の良さだと思うんです。
欧米並みに物価を上げろ、人件費を上げろと、政府やマスコミは煽ってばかりいますが、日本は日本のやり方でいいと思うんです。何でも欧米に合わせる必要はない。
昔は欧米を旅し、お婆ちゃんがやっている50ドル(5000円)くらいで泊まれるベッド&ブレックファーストに泊まり、何だか旅が楽しかった。長距離ドライブに疲れ、見つけたモーテルが一泊30ドル(3000円)。まさにラッキーという感じでした。
でもいまは、素朴な宿やモーテルが、一泊2万はするんですよ。超メジャーな観光地は一泊4万です。感覚的に、旅が楽しくないです。
日本もゆくゆくは、ビジネスホテルも民宿も、一泊2万円以上になると思う。そうなってしまうと、多くの人にとって旅が楽しいものではなくなりますね。裕福層だけの楽しみになってくる。
人間ドックに行って来ました。
年に一回、念入りに体を調べるようにしています。胃も腸も毎年カメラを入れているし、超音波で臓器をすべてチェック、MRI検診もやります。数年おきに脳ドックも。
かなりお金がかかりますが、検診費用だけはケチらないようにしている。なぜなら病気になったらそれ以上かかるから。
何でここまで慎重になるかというと、時々、「ついにきたか……」と思うことがあるからです。
実は昨年の12月から今年の1月にかけて、ある深刻な問題を抱えていました。この時期暗かったのはそのせいです。
今はとても健康ですが、まあでも疲れやすいし、体の節々が痛いしで、50を過ぎると何かと大変です。よくこれほど休みなく旅を続けられるなあ〜と感心してしまう。
明日から「最も美しい村」の取材です。
夕方、東名高速を走って沼津へ移動。明日の朝、伊豆へ移動します。
高速のサービスエリアで仮眠。トラックのドライバーさんたちも大変ですね。
夜、時間を作り、YouTubeに動画を一本アップしました。
ハッピードリンクショップを巡る旅です。多くの人から「全く面白くない」と言われ続けている10分足らずの動画ですが、これを作るだけでも編集で8時間くらい掛かるんです(笑)
YouTubeは楽しみながら続けています。
今の若い人たちは凄いですね。SNSで生活している人がたくさんいる。
ブログを書いて月100万とか、もう意味がわからないです。
YouTubeにしても、4Kの動画をバンバン撮って、アップしていますよね。僕からしたら、4Kなんか考えられない。
吉村事務所には5台のMacがありますが、4Kの動画を編集できるマックは1台しかありません。以前4K動画を撮って編集したことがありますが、そのマックでも時々カクつきました。
仕事場にあるメインマシン、27インチiMac(インテル)では、4K動画の編集は100%、無理です。
よって、動画は常に軽いフルHDで撮り、そのデータを編集し、YouTubeにアップしています。
若い人たちは、どんなハイスペックのパソコンを使っているんでしょうね。4Kで撮れば、ハードディスクも山ほど必要になってくるし。
いずれにせよ、吉村は、若者たちの足下にも及ばない、というのが現実です。
日曜日に富士吉田市に行く予定でしたが、週末は雨の予報。急遽今日に切り替え、早起きして中央道に乗りました。
AM8時、富士吉田に到着。
地図上で見つけた5軒はすんなり撮ることができたのですが、他の15軒はどう頑張っても見つ出すことができません。
もしかしたら、この地区、地番と番地が別で登録されているのかもしれない。道という道を走ってみましたが、一軒も見つけることができませんでした。
15軒に関しては、フローレンさんに場所を尋ねてみます。
GWということもあって、河口湖、山中湖周辺は大渋滞。外国人観光客もたくさん歩いていました。お昼、コンビニに入ったらお客さんは全員欧米人だった。まるでヨーロッパにいるようでした。
これで中国人観光客が戻ってきたら、日本の観光産業はどうなってしまうんでしょうね。今でさえ人手不足で大変な状態なので、ホテルやバス業界はパンクしてしまうのではないでしょうか。
どの街でもホテルの建設ラッシュが凄まじいですが、10年後、20年後、働く人が確保できるのかと別の心配をしたくなります。
夕方、ハピドリの撮影を終了。東京に戻ります。
中央高速は25キロの大渋滞。道志村の413号線を通って相模湖へ。そこから国道20号を走りましたが、車の流れはとてもスムーズでした。まさにガラガラに近い状態です。
八王子インターから高速に乗ったら、いつも通りの時間で東京に戻ることができました。
おそらく今日中央道を走っているのは、普段車に乗らない人たちです。下道を走って東京へ向かう、という考えは思い浮かばなかったのでしょう。
25キロ渋滞だと東京まで5〜6時間。下道を走れば1時間半です。しかも無料。
CX-5のナンバーは「2525」です。
いま国内取材でたくさんの人とお会いする機会がありますが、先日ナンバーに目を止めたある方から、「吉村さんって意外とミーハーなんですね」と言われてしまいました。
2525と言えば、いま、日本では人気ナンバーワンのナンバーです。注意しているとこのナンバーの車を毎日2〜3台は見掛ける。
でも人気が出はじめたのは2年ほど前からです。それまでは2525なんて滅多に見ることはありませんでした。
僕がナンバーを取得したのは4年前です。それまで誕生日の1025だったのですが、たまには別の数字にしてみようかと思い、深く考えもせず2525にしたのです。
二十歳の頃に戻りたいなあ〜と強く思うのは、昔と今とでは写真の取り巻く環境が全くことなっているからです。
昔は、どこかに行って写真を撮って、その写真を整理して、出版社に売り込んだり、個展を開いたりすれば写真家になるきっかけを掴んでいけたのですが、今はどこかに行って「配信」するだけで、簡単に写真家としてデビューできてしまうのです。そして上手くいけばかなりの収益を得ることも可能です。
たとえば、いま僕が二十歳で、写真家になりたいという夢を持っていたとしたら、間違いなく海外に出るでしょう。
そして写真や動画を撮り、SNSで次々と発表していく。生み出した写真は、ベストショットを含め、その日のうちにすべてInstagramとTwitterに出します。
もちろんYouTubeチャンネルも立ち上げる。もちろん自分の名前は出さず、「かえで君」というようなペンネームにして、かえで君の旅チャンネルというような感じにする。
今の時代、自分の名前を出さないことが成功の秘訣です。一瞬で覚えてもらえるネーミングをつけるといい。そしてこれから先の写真集や個展も、すべて「かえで君」という名前で行っていく。
仮にカナダという国を選ぶとしたら、すでに多くの人が知る地ではなく、マイナーな地を選びます。ユーコンやケベックの田舎で暮らすと思う。
二十歳の自分を想像するだけで楽しいです。
R2を運転し、2時間かけて山梨へ。
甲府市内にあるハッピードリンクショップを巡りました。
市内は道が細いですね。軽自動車かバイクでないとこの撮影は無理です。
お昼頃から、R2のエンジンの調子が悪くなってきました。「ガラガラ」といった不快な音が聞こえてきます。いわゆるノッキングと呼ばれる現象。
ハイオクを給油すると軽減されると言われていますが、満タンにしたばかりなのでそれができない。そこで、エンジンオイルを交換してみることにしました。 スマホで近くのオートバックスを検索。夕方5時頃「今日これからオイル交換が出来ますか?」と電話したら、「はい、出来ます」とのこと。
早速持ち込み、オイル交換をしてもらいました。フィルター込みで5,960円です。
ノッキングはだいぶ軽減されました。
次の車検は今年の秋です。それまで持ってくれれば。
R2君、今年の夏越えは厳しいかな……。
もし何かあったら、ハッピードリンクショップの撮影は軽のレンタカーに切り替えます。
前回のオイル交換は昨年の11月です。よくよく考えてみたら、半年で1万キロ以上走っていました。
車は、5000キロ毎のオイル交換は大切です。車を所有している方は、必ず交換するようにしてください。
中央道は17キロ渋滞だったので、下道を走って東京へ向かいます。
いつも通り、高尾山のファミマで夕食。
八王子インターから高速に乗り、東京に戻りました。
3日間、よく走りました。毎日朝から夜まで車を運転していた。
朝、R2を運転して長野市へ。
行ったら自販機がなかったり、場所がわからなかったりで、午前中は1枚も写真を撮ることが出来ませんでした。
午後はわりとスムーズにいきます。夕方までに14店舗撮ることができました。
菅平を抜け、上田市へ移動。松本に戻る前に、下武田地区にある3店舗を撮影します。 途中、R2の走行メーターが10万キロを越えました。購入時が7万キロだったので、3年で3万キロ走ったことになります。CX-5の走行距離をプラスすると6万キロです。
R2、10万円台の格安中古車なのに、よく走ります。20万キロも夢でないかもしれません。
車検や保険、今後かかるであろう修理費用が大変なので、ハッピードリンクショップのプロジェクトが終わったらR2を手放します。でもとても愛着がわいてしまったので、別れるのが辛いですね。
20時、松本着。今日は12時間も車を運転していました。さすがにクタクタです。