地域おこし協力隊
土佐市のカフェの件、考えさせられます。
おそらく、大成功していたので、理事長からしたら面白くなったのでしょう。村社会ではよくあることです。
清里では、このような問題は絶対に起きません。なぜなら住んでいる多くの人が、余所から来た人だから。あと、地元の年配者は、移住者との付き合い方に慣れています。
年間1億売り上げる人気店が出来たとしても、地元の人が嫉妬したりすることはないですね。
そういった意味で、清里は大変住みやすい田舎ですが、ただ問題は、土地や物件が高いこと。他の田舎では70万で買える土地が、清里では700万くらいします。
テナントにしても、「年間5万円くらいでいいよ、好きに使って」というのが日本の田舎ですが、清里だと月10〜15万はします。年間にすると100万オーバー。
清里はすごく好きな地ですが、たぶん僕の夢は、清里では実現できないです。清里で何かをするには、資産家でないと無理だと思う。
「日本の美しい村」の取材は、地域おこし協力隊の方々との出会いでもあります。どの村にも2〜3人いて、皆さん頑張っている。中には、役場にいて、美しい村の担当になられている方もいます。幾つかの村で、協力隊の方に案内してもらいました。
任期が終わってからも、村に定住し、レストランや宿を続けている人も多くいます。そういった意味で、地域おこし協力隊は、本当に素晴らし制度だと思う。彼らがいるからこそ、地方の小さな村が活性化していくんです。
今の若者たちはとにかく頭がよく、センスもいいので、何をやらせても上手くいってしまうのです。たとえばレストランやカフェにしても、SNSなどを使って巧みに集客し、人気店にしてしまいます。
そう、昭和組の年配者は、もっと謙虚になって、今の若い人たちからすべてを学べばいいのです。
先日旅先で、SNSで月100〜150万稼いでいる若者と会いました。話を聞いたら凄かった。
「吉村さんのSNSはイマイチですね。せっかくアドセンスが入っているのに勿体ないです」と言われてしまった(笑)
よし、まずは小さなことからはじめてみよと思い、ホームページをリニューアルすることに決めたのです。ここで写真や文章をどんどん発表していこうと思う。
ちなみに、いま、ホームページの収入は、月250円くらいです。これを月2500円くらいまで持っていく。するとYouTubeの収入と合わせれば月5000円くらいになりますね。
今年の目標です。昭和組はまだまだ頑張れる。