大鹿村を取材
7時、ホテルをチェックアウト。
峠道を走って大鹿村へ向かいます。ここから車で1時間ちょっと。
山に囲まれた1000人あまりが暮らす小さな村です。
信州人ですが、大鹿村は知らなかった……。
今日は役場の方に案内していただきました。歌舞伎の舞台、ろくべん館、中央構造線博物館、塩、旅館など、たくさんの魅力をカメラに収めます。切り絵作家柳土情氏と奥様にお会いし、インタビューをすることができました。とにかく作品が素晴らしいのです。
ここ大鹿村でも、リニアの工事が急ピッチで進んでいました。ダンプトラックが行き交っている。
工期のことが気になったので、ネットで調べてみました。なるほど、反対意見もあるんですね。
解決方法は簡単です。地質や水については現場の人に聞けばいいんですよ。人里離れた山の中、トンネルを掘って、命をかけて働いている人たちが一番詳しいです。山のことはすべて知っている。
頭のいい人は、本の知識だけで物事を判断しようとします。大学の先生も、フィールドワークをする人としない人がいる。僕が尊敬する渡邊先生は、フィールドワークばかり。とにかく凄いんです。
明日、もう一日大鹿村を取材し、次は高山村へ向かいます。