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2023年6月

2023年6月30日 (金)

写真集『美しい世界をめぐる旅』の発売日!

71zhoscxcal 今日は写真集『美しい世界をめぐる旅』の発売日です。
ようやくこの日が来ました。

昨年秋に、清里オルゴール館で写真展を開催しました。
年末から写真集の制作準備に取りかかります。
まずは作品選びと構成を、約2ヶ月間かけて行いました。たくさんの国から生み出した多様な作品があるので、構成はとても大変でした。
ただ綺麗な写真を並べるだけだとカタログのようになってしまいます。綴じられた本である以上、右ページと左ページの組み合わせ、ページを開いていくときの流れが大切です。1000枚以上の作品をプリントアウトし、それを使って練りに練りました。

使用写真が決まってから、解説の原稿書きに取りかかりました。
僕は写真家ですが、露出を+1にして撮りました、というような撮影のことは書かないという拘りがあります。
現地の歴史や文化、背景などを書く。
調べることが多いので、1日5〜6個しか書けませんでした。
また、キャプションは一文字もあけることなくぴったり書く、という妙な拘りがあるので、何度も文を練り直しました。AB型はとにかく細かいんです。
キャプション書きは、根気よく毎日続けたら、1ヶ月半で終わりました。
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印刷会社への入校準備、すなわち作品のレタッチ、プリンターでの色見本作成は、同じく1ヶ月ほど掛かりました。朝から晩までパソコンのモニターを見つめていたので、目がショボショボになりました。
4月初旬、作品データを印刷会社に入校。5月に3度の色校、下旬に印刷、6月初旬に製本が行われ、6月中旬、ようやく完成したというわけです。

やはり写真集の制作は、半年かかりますね。中には雑誌感覚で1ヶ月くらいで作ってしまう出版社もありますが、あれはダメです。写真集が軽いです。

今回の写真集、仕事関係に見せていますが、評価高いですよ。なぜなら、この厳しい時代に紙の本を作ったから。皆さん、中を見ずに、そのことだけを評価してくれます(笑)

Amazonでは、昨日、注文分がいっせいに発送されたと思います。おそらく10冊くらいです。
今朝、Amazonをチェックしたら、5つ星コメントが一つ入っていました。とても嬉しかったです。ありがとうございました。
現在、入荷まで2〜5週間、となっていますが、在庫は十分にありますので、ご安心ください。
https://amzn.to/3PwpwNQ

サイン本ご希望の方は、清里フォトギャラリーの通販サイトからご注文ください。
明日、7月1日(土)に清里に行ってサインを書きます。来週、発送いたします。
https://kaz-yoshimura.shop-pro.jp/?pid=175400236

写真集、とても美しいです。これ以上の美しさを出すのは無理、というくらい、印刷にも拘っています。
出し切った感があるので、何だかクタクタに疲れてしまいましたが、7月は心機一転、次の目標に向けて頑張ります。

2023年6月29日 (木)

Amazon Kindleの魅力

写真集のご注文、ありがとうございます。日に1〜2冊、注文があります。
今のところ、7月1日(土)に清里にサインを書きに行く予定です。3日か4日の発送になりますので、到着までもうしばらくお待ちください。

写真集の作品で、アクリルや額をご希望の方は、メールでお問い合わせください。7月中旬に一度しめ、製作会社に制作を依頼します。
今日、都心にある制作会社に足を運び、打ち合わせを行ってきました。

実は今、一つ焦っていることがあります。それはMacの購入に関してです。
仕事場にある3台のデスクトップはどれも10年前の機種なので、かなりガタがきています。
27インチiMacは、5年前、清里フォトギャラリー立ち上げと同時に購入しましたが、これも遅くて全然ダメ。

夏の終わりにデスクトップを1台購入しようと考えているのですが、いま急速に円安が進んでいるので、何となくMacの価格が上がりそうな気がしている。
となると今買った方がいいのか……。量販店に行くたびに焦っています。
いずれにせよ、この円安だと日本はもうダメですね。当然、吉村もダメです。今後、海外にどうやって行けばいいのだろう。

少々夏バテぎみのため、気分転換を兼ね、Macのノートパソコンを持って駅前のコーヒーショップに入りました。
3時間ほどキーボードを叩き、「Amazon Kindleの魅力」を書きます。
仕事場に戻って少し手直しし、写真を追加し、ホームページにアップしました。
https://kaz-yoshimura.com/

こちらの方は読む人がほとんどいませんが、大丈夫です。読者は「#検索」で来るんです。つまり長い目で見れば、数千人が読むことになる。 

たとえばこのブログでも、以前、「尾張小牧の車は北海道から来たかと思った」と書きましたよね。「尾張小牧」「北海道」で検索すると、吉村のブログが一番上にきます。
あと、「連番シールの作り方」も、吉村のブログがトップです。数万人が読んでいる。これに関しては、改めて書きます。
検索の力って、ホント、凄いんです。こんな吉村でもトップを取れる(笑)
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2023年6月28日 (水)

今の当たり前から、取り残されてしまったような感じがしている

最近、各地を旅していると、自分とはまったく「別世界」があるな、というのを感じています。

カナダでは、いつのまにかホテルは一泊2万円以上になってしまいました。
20年前、一泊5,000円くらいで泊まっていた幹線道路沿いのボロボロのモーテルでさえ、そのくらいします。
この高い価格を、地元の人や観光客は気にしているかというと、全然気にしていないんです。クレジットカードやスマホ決済でサッと払い、宿泊している。
どー考えても数時間寝るだけで2万は高いだろう、とブツブツ文句を言っているのは吉村だけ(笑)

日本でも、一泊10万とか20万の宿がかなり流行っています。例えば白馬村の1泊60万の宿も、僕からすれば誰が泊まるんだろう……といった感じですが、泊まる人がたくさんいるんですよね。大盛況らしい。

小谷村の、あの鳥羽シェフが絡んでいる古民家レストラン。ランチは3000円と格安ですが、ディナーは2万〜3万円。僕からすれば誰が食べるんだろう……といった感じですが、間違いなく予約は殺到する。きっと上手くいくでしょう。

写真機材に関しても、今、カメラは1台40〜50万くらいしますよね。昔は15〜20万くらいで買えたのですが、いつしか価格は2〜3倍になってしまった。
僕からすれば、誰が買うんだろう……といった感じですが、カメラやレンズは全世界で売れまくっている。日本でもアマチュアの人たちは気にせず買う。

今の当たり前から、一人取り残されてしまったような感じがしているのは、僕だけでしょうか。

いずれにせよ、昔のように、1ドル70円くらいの円高になれば、商品価格の受け止め方もかわってくるような気がしています。まあでも、もう二度と円高の時代はこないでしょうね。

欧米では2,000円はするであろう「ぶっかけうどん」。日本では450円。美味しくて感動です。
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2023年6月27日 (火)

2024年度版のカレンダーの制作が始まりました

2024年度版のカレンダーの制作が始まりました。
通常は5月下旬から制作に取り掛かりますが、カナダ取材があったので、スタートが遅れてしまったのです。
「美しい世界をめぐる旅」というタイトルは同じですが、表紙のイメージはガラリと変わるかもしれません。
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打ち合わせ終了後、カメラ量販店に立ち寄ります。
いま使っている三脚、どれもガタがきています。そろそろ新しい三脚を買わないと……と思いながら、各メーカーの三脚をチェックしました。
カメラやレンズもそうですが、機材選びで大切なことは「重量」です。軽ければ軽いほどいい。50代の吉村には、重い機材は無理です。

8×10のフィルム(プロビア)、ついに10万円になりましたね。15年ほど前は1万円台で買えたので、価格は10倍に跳ね上がった計算です。
もう大型カメラの撮影は100%無理です。写真集『観覧車』が、最後の8×10作品集となりました。

2023年6月26日 (月)

写真集について

写真集のご注文、ポツポツいただいております。1日1〜2冊のペースでオーダーが入るようです。
デジタル全盛期の時代でも、紙の世界感を理解してくださる人がいて、本当に嬉しいです。今回、印刷にかなり力を入れています。紙でしか表現できない世界を追求している。

今週末、ハッピードリンクショップ取材の後、清里に行く予定です。サインを書いて送りますので、到着までもうしばらくお待ちください。
先週日曜日までのご注文分は、月〜火曜日に発送したとのことです。早い方で、今日あたりから届きはじめるでしょう。

アマゾンでご注文された方は、7月1日頃の発送となります。サインご希望の方は、写真展やトークショーの時に写真集をお持ちください。
今のところ写真展の予定はありませんが、年末に、池袋ジュンク堂書店で、作品額の販売展が決まっています。それに合わせてトークショーも行う予定です。
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2023年6月25日 (日)

清里で写真集にサイン書き。あと大切なお知らせ。

Img_20230625_092020 日曜日の早朝の首都高と中央道はガラガラでした。大月から下道を走りましたが、3時間で清里に着いてしまった。
約2ヶ月ぶりの清里です。ガーデンの山野草は満開でした。

写真集、オルゴール館に届いていました。今日までのご注文分にサインを書きます。
梱包まで行い、あとはオルゴール館のスタッフにお任せしました。
明日月曜日に宛名シールを貼り、発送とのことでした。いま「レターパック370」は、2〜3日掛かります。よって水〜金曜日の間にご自宅のポストに入るはずです。
週末まで待って届かなければ、ご注文メールが届いていない可能性があります。
このお問い合わせフォームからご連絡ください。吉村が直接対応します。
https://tinyurl.com/2fvkrqtm

今回、デジタル写真集ではなく、紙の写真集です。「紙」です。
「なぜiPadやスマホで見ることができるデジタルじゃないんですか?」というお問い合わせをポツポツいただいているのですが、こんな時代だからこそ紙の表現に拘ってみました。紙の本が好きなんです。

正直言って、販売はプチ苦戦しています。まだ清里には何冊も残っていますので、是非ご注文ください。よろしくお願いいたします。
次回、7月2日前後に清里に行く予定です。25日夜〜7月1日のご注文分にサインを書きます。
サイン本の販売こちら
https://kaz-yoshimura.shop-pro.jp/?pid=175400236

一つ残念なお知らせがあります。
実は先日、出版社から連絡があり、写真集『BLUE MOMENT』(小学館)の販売終了が決まりました。つまり絶版です。
『プリンス・エドワード島』(講談社)(こちらもすでに絶版)に次ぐ吉村の代表作だったので、かなりショックを受けました。何度か重版を行い、2万部近く売れた写真集です。
まあでも初版が2007年なので、すでに16年経っています。そろそろかなと思っていました。

清里に、美本が7冊ありましたが、僕の方で全冊引き上げました。出版社の倉庫にある数冊も、吉村事務所の方ですべて購入しました。永久保存版にし、今後、どこにも出さないです。
先程チェックしたら、アマゾンに新品が3冊ありました。興味のある方はお買い求めください。
https://amzn.to/3r8aqUk
(その3冊は、このブログアップと同時に売れてしまいました。6月26日AM7時の段階で在庫ゼロです。もう新品はこの世の中にないです)

いずれにせよ、『BLUE MOMENT』は大変人気があった写真集なので、今後、価格はグングン上がっていきます。ただし部数が多いため、汚れ本はこれから先も500円くらいで推移するでしょう。美本でないと数万円の高値はつかないです。

姉妹本の『MAGIC HOUR』と『MORNING LIGHT』は、まだ若干在庫があるようです。どちらも絶版は時間の問題ですが、おそらくあと1年は大丈夫でしょう。清里でも販売を継続します。

自分の本が絶版になることは、著者としてはとても悲しいのですが、僕は過去を振り返らないようにしています。とにかく前だけを見ていく。BLUE MOMENTも、いつかまた新しい写真集を出します。絶版を機に、新たな目標が生まれました。

清里フォトギャラリー。写真集『BLUE MOMENT』があったスペースに、写真集『美しい世界をめぐる旅』を置きました。これこそ世代交代です。
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午後、時間があったので、何人もの方とお会い、世間話をしました。
多くの方から、「吉村さん、潜水艇の取材でニューファンドランドに行ったんですか?」と言われた。
違います。潜水艇の事故は帰国してからです。それに僕は報道写真家ではありません。
いずれにせよ、マスコミの力は凄いな、と思った。今日本人の誰もが、ニューファンドランドのことを知っている。

Img_20230625_182855 夕方、東京へ向かいます。
いつも通りカツヤで夕食。この素晴らしい料理が1,000円以下ですよ。メニューを見たとき、浦嶋太郎になったような気分でした。欧米では4,000〜5,000円くらいします。
とにかく日本は凄い国なんです。何もかも安くて。欧米人が熱狂するわけですね。

中央道が19キロ渋滞だったので、下道を走って八王子まで行きました。途中、眠くて眠くて、運転はかなり大変だった。深夜、無事に東京の自宅に辿り着いたのは奇跡に近いです。

2023年6月24日 (土)

コーヒーショップで原稿書き

カナダとの時差は12時間。よって、時差ボケで苦しんでいます。
昨日は深夜2時に寝て、朝4時に起きてしまいました。たった2時間でもぐっすり眠った感があるから不思議です。

仕方ないので、ノートパソコンを持って、駅近くのコーヒーショップに入りました。3時間ほどキーボードを叩き、「海外でのレンタカーの借り方」を書いて、ホームページにアップしました。
これからもこんな感じで長めの文章はホームページの方に切りかえていきます。先日書いた「トレッキングシューズ選び」の記事は、この3週間で60人以上の人が読んでいるんです。
https://kaz-yoshimura.com/

ホームページの方はまだまだ読者が少ないのですが、読者は「#検索」で来るんです。よって、1年、2年と持久力があります。日常を書いているこのブログの方は、検索ではなく、どちらかというと「瞬発力」ですね。

写真集「美しい世界をめぐる旅」、何冊かご注文をいただいております。こちらから確認メールをお送り出来ず、申し訳ありません。
午後、浅草橋のシモジマに行き、梱包材のプチプチを買ってきました。写真集が入る、ちょうどいいサイズがありました。念のため、厚紙も一枚かませ、レターパック370でお送りいたします。
https://kaz-yoshimura.shop-pro.jp/?pid=175400236

写真集はすでに入荷しているとのこと。
明日、日帰りで清里のオルゴール館に行って、サインを書きます。
発送は、来週月〜火にスタッフに行ってもらいます。到着まで、もうしばらくお待ちください。
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2023年6月23日 (金)

KANIフィルターの作品展

渋谷のギャラリーで開催しているKANIフィルターの合同写真展に行ってきました。吉村は、PLフィルターを使って撮ったスイスの風景写真を一点発表しています。

プリント、美しかったです。黒いフレームの額もいいですね。こんな感じの作品を仕事場に飾ってみたいです。

マイギャラリー、早く再開したいです。これが今の最大の夢かな。
もう二度と賃貸物件ではやりません。固定費の支払いがどれほど大変なことか、よーく理解しているからです。

田舎の数十万の安い土地を買って、そこに小さな小屋を建て、自分の好きな時にOPENする、というのが理想です。1ヶ月に数日しかOPENしないギャラリー。それはそれで面白いと思う。 

ギャラリー再開に向け、水面下では色々と動いているんです。でもなかなか進展がありません。きっと神様が、もうちょっと待て、と言っているんですね。
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2023年6月22日 (木)

バッグと万年筆を修理に出す

いまあるモノを修理して使うことを積極的に行っています。
修理は無理だろうな…と思うモノも、一応メーカーに電話して修理可能かどうか確認します。先日は、センチュリーに、ハードディスクケースを修理してもらいました。担当者さんの対応は素晴らしかった。

今日はモンベルに行き、大型バッグの車輪を修理に出しました。7年前に買ったバッグで、とても気に入っているのです。数年前に製造は終了していますが、まだ部品はあるとかで、修理を受け付けてくれました。さすがモンベル。見積もりは8000円くらいです。

Img_20230622_144032 銀座ITOYAに立ち寄り、パイロットの万年筆を修理に出しました。インクのさしこみ部分が壊れてしまったのです。これも修理可能とのこと。見積もりは3000円くらいです。

YouTubeの動画でも流しましたが、4×5の大型カメラのレンズが故障しました。35年前のレンズ&シャッターなので、Nikonでは受け付けてくれません。
お茶の水に事務所を構えるシャッター修理専門の職人さんがいるという情報を掴みました。来週、足を運んでみます。このレンズ、あと20年は使いたいのです。

紙の本が全く売れない時代に、頑張って写真集を出版しました。びっくりするくらいの少部数出版です。今の時代、100冊売るのがどれほど大変なことか……。
出版社は必死になって図書館などに営業してくれます。
僕自身も頑張ります。来週、池袋ジュンク堂書店に営業に行ってきます。何冊か置いてくれるでしょう。

清里フォトギャラリーの通販サイトで、サイン本の販売がはじまりました。ポツポツご注文をいただいているようです。心より感謝いたします。
https://kaz-yoshimura.shop-pro.jp/?pid=175400236

25日(日曜日)に、清里に足を運び、土曜日までのご注文分にサインを書きます。来週早々にはお送りできますので、到着までもうしばらくお待ちください。
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2023年6月21日 (水)

写真集『美しい世界をめぐる旅』

写真集『美しい世界をめぐる旅』が完成いたしました!
2017年の『MORNING LIGHT』以降、6年ぶりに発表する「世界の美しい風景」をテーマにした写真集です。
発売日は6月30日、Amazonではすでに予約が始まっています。
Amazonはこちら
https://amzn.to/44bV4Na

サイン本ご希望の方は、清里フォトギャラリーの通販サイトからご注文ください。
https://kaz-yoshimura.shop-pro.jp/?pid=175400236

今週末、清里に行く予定です。金曜日までのご注文分の写真集にサインを書いて、来週発送いたします。(清里の店頭ではサイン本を販売していませんので、ご注意ください)

送料に関しては、しばらく吉村事務所で持ちます。夏頃から有料(+370円)に切りかえていこうと思っています。

かなりの少部数出版です。今回、マスコミ関係にはご献本することが出来ません。申し訳ありません。
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2023年6月20日 (火)

帰国しました

13時間後、定刻通り羽田着。
羽田空港の方が成田空港より広く感じますね。実際広いのかもしれません。
平日なのに外国人観光客で溢れ、凄いことになっていました。
試しに空港ホテルの当日料金を調べてみたら、一泊8〜10万円くらいだった。それでも需要があるということでしょう。通常は2万円くらいです。日本のビジネスホテルや旅館、ペンションも、あと数年で一泊2〜3万円平均になると思う。高級ホテルは一泊5〜10万円。これが世界基準なんです。

都心行きのリムジンバスに乗車後、スマホでニュースサイトを立ち上げたら、「ニューファンドランド」「タイタニック観光」という文字が飛び込んできました。
2日前にまさにいたところ(海)です。とにかく今年のニューファンドランドは天気が悪く、連日雨、霧、海は大荒れでした。

仕事場に戻ると、写真集の見本が届いていました。
素晴らしい仕上がりです。近日中にサイトにアップします。
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2023年6月19日 (月)

ディアレイク〜トロント〜羽田

長かったカナダ取材が終わりました。帰国日です。
ディアレイク朝5時半の便に乗るため、3時起きで空港へ。4時の段階で結構混んでいました。早めに来て正解。

トロント便とモントリオール便が重なるため、出発ロビーには300人以上いました。誰一人としてマスクをしていません。ここで一人だけマスクをしたら「おまえはコロナか?」とかなり顰蹙を買います。
というか、もうこの2週間でマスクのことはすっかり忘れていました。

3時間後、トロント着。
空港で6時間潰し、羽田行きのAC001便に乗り込みます。当然満席。ここ数年、満席でない国際線には乗ったことがないです。
日本人は1割ほど。多くがアジア行きの人たち。日本行きの観光客も何人かいました。

国際線のマスクの着用率は1割ほど。もちろん僕もしませんでした。今後、日本でも、マスクをしない努力をします。
あと、カナダで大風邪を引いたので、免疫が出来たという安心感がある。
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2023年6月18日 (日)

空港のある街、ディアレイクに戻る

朝、港にいる漁師を訪ね、インタビュー取材を行います。
手応えのある一枚が撮れました。

ディアレイクに移動。
ティムホートンで時間を潰し、ホテルにチェックイン。

夕食は、チャイニーズレストランでチャーハンとスープ、ケンタッキーでチキンとコールスローをテイクアウトし、ホテルの部屋で食べました。今日のチャーハンは当たりだった。
野菜不足になったとき、ケンタのコールスローを食べるようにしています。

明日は3時起きで空港です。
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2023年6月17日 (土)

ロッキーハーバーへ

今日はコーナーブルックに泊まろうかと思ったのですが、この街、これといった被写体がないのです。そこで、ロッキーハーバーまで北上することにしました。
到着後、灯台などにカメラを向けます。

夕方、晴れ間が覗いたので、ライブ配信を行いました。微弱な電波なため、画像が乱れてしまった。申し訳ありません。まあでも地球の反対側からライブ配信が出来ること自体、凄いことだと思う。

よくよく考えてみたら、レストランは8時まで。急遽ライブ配信を切り上げ、大急ぎでレストランへ。ちなみに今日は土曜日なので、食料品店は18時で終了しています。
クラムチャウダーとシーフードタコス、美味しかったです。この味は日本人に受ける。
レストランのオーナーに漁師を紹介してもらいました。明日、撮影します。
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2023年6月16日 (金)

今日も雨

朝7時半発の船でバーゲオに戻ります。
5時間の航海。天気が悪く海は大荒れなので、船はかなり揺れました。
船酔いに弱い人はかなり大変なことになったと思う。

お昼過ぎ、バーゲオに到着。まずは地元のレストランでランチ。
フィッシュ&チップスを食べてみましたが、鱈はスカスカでイマイチでした。おそらく冷凍していたものです。やはり本場でもアタリハズレはありますね。

宿にチェックイン。
夜、村内を歩いてライブ配信を行いました。

今日は何だか疲れてしまった。体もまだ本調子ではないし。早めに寝ます。
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2023年6月15日 (木)

村内を歩く

また雨になりました。
フランソワ村を歩きます。
村内は静かでした。
20年前と全然違う。人口は約半分になってしまったようです。
夕方、宿からライブ配信を行いました。
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2023年6月14日 (水)

フランソワへ

トラウトリバーにカメラを向けた後、400キロほど西へ移動し、南海岸にある小さな港町バーゲオへ。
到着がPM2時。
何と、今日に限ってエンジントラブルで、1時45分発の船がまだ港にいました。
宿に泊まる予定を急遽キャンセル。車を適当な場所に停め、船に飛び乗ります。
結局、港を出たのがPM5時。それから5時間の航海でフランソワへ。
この村は船でしかアプローチすることができません。20年ぶりの再訪です。
今回のニューファンドランド旅行記は、秋頃に雑誌に発表する予定です。
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2023年6月13日 (火)

テーブルランドへ

朝6時、フェリー乗り場へ。
13時発の予約ですが、8時発のフェリーに変更してもらいます。

約2時間の航海で、ニューファンドランドに戻りました。

ハイウェイを南下し、ロッキーハーバーへ。ここでガソリンと昼食。
さらに南下し、ウッディポイントへ。
テーブルランド国立公園の撮影を行います。

この地でアーティストを取材したいと思っていたので、ダメ元で入江沿いで見つけたアトリエに立ち寄ってみました。
誰もいませんでしたが、たまたま近くにある家からあるご婦人が出てきました。声を掛けると画家だという。早速取材させてもらいました。
で、後で調べてみたら、大変著名なアーティストだった。

予約していた宿にチェックイン。
一泊240ドルです。日本円で26,000円。カナダ、どうしてこんなに物価が高くなってしまったんでしょうね。2週間いるとして、ホテル代だけで40万くらいかかります。もう大変…。
カナディアンロッキーとかは一泊4万円以上。それに比べると安い方ですが。
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2023年6月12日 (月)

船は欠航

早起きし、メアリーズハーバーへ。
雨は上がりました。今日は船が出るだろうとワクワクしながらオフィスに行ったら、強風&高波で欠航とのこと。
12時にまた戻ってきてくれとのことだったので、雑貨屋の駐車場に車をとめて3時間ほど潰します。
で、12時に行くと、15時まで様子を見るとのこと。
結局夕方まで待機しましたが、強風&高波は弱まることなく、本日の船は完全に欠航になりました。
バトルハーバー行き、諦めました。なかなかうまくいきませんね……。

140キロ南下。途中、迷子石などを撮影しました。
フェリー乗り場近くのホテルを取ります。
今日は終日イライラしていた。
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2023年6月11日 (日)

雨でキャンセル

6時にホテルを出て、ハイウェイを北上します。
濃い霧、小雨です。
2時間後、マリーズハーバーに到着。ここからバトルハーバーに渡ります。これはツアーでしか行くことができません。船代+宿泊+食事で約6万ですが、カナダの歴史を語る上で欠かせない場所なので、思い切って購入しました。

で、オフィスに行ったら、「波が高く、船の欠航が決まりました」とのアナウンス。ガ〜ンという感じでした。
明日、風が収まったら出航するとのこと。もちろん明日にスライドさせることは可能ですが、問題は本土へ戻るフェリーです。13時発なので、11時に港に戻らないと間に合いません。ここから車で3時間です。
船長に相談すると、島を出る船を1時間早めることは可能とのことでした。

レッドベイに戻り、予約していた宿をキャンセルし、新たに予約を入れます。タイミングよく雨が上がったので、少し風景を撮影しました。
夜、レッドベイのコテージ風の宿にチェックイン。
レストランで食事。フィッシュアンドチップス、美味しかったです。
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2023年6月10日 (土)

ラブラドールへ渡る

4時起き。今日も朝から雨。
5時、チェックアウト。
ティムホートンに立ち寄りましたが、残念ながら開いていませんでした。
ハイウェイを南下します。途中、5匹のムースと出会いました。
2時間後、フェリー乗り場へ。
8時発のフェリーでラブラドールに渡ります。かなりの大型フェリーです。地元の人、観光客でそこそこ混んでいました。
2時間後、ラブラドールに到着。
まずはホテルへ。
手違いで予約が入っていませんでした。よくあること。その場で予約を入れます。
まずは灯台に行き、ここを管理する二人の女性を取材。
地元の食材を使って素晴らしい料理を作るシェフと料理を取材。
夕方、奇跡的に雨が上がったので、小さな氷山に覆われた漁村の風景を撮影しました。風景にカメラを向けるのは何日ぶりだろう……。
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2023年6月 9日 (金)

雨、霧

雨はやむ気配を見せません。
雨以上に霧が厄介です。風景を全く撮ることができない。

ランスオーメドーに行ってみます。バイキングの住居の室内を数カット撮影します。でもこれでは作品になりませね……。

雨の中、氷山ウオッチングのボートに乗ってみます。海は大荒れですが、漁師は船を出してくれました。
午後3時を過ぎると霧と雨がますます激しくなったので、早めにホテルに戻ります。
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2023年6月 8日 (木)

雨、雨、雨

朝から大雨。
400キロ北上し、セントアンソニーへ。
霧で一寸先も見えないような激しい雨。
写真は一枚も取れません。
この雨、来週の水曜日まで続くと言われています。かなりイライラしています。

こんなときライブ配信を行えばいいのですが、体調が極めて悪いのです。
今まで何度も経験がありますが、海外で体調を崩すのは、本当に切ないです。。。

靴がびしょ濡れになったので、長靴と傘を買いました。
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2023年6月 7日 (水)

カナダにもフィヨルドがあります

鞭打って体は動かすことができます。

グロスモーン国立公園を取材。
ボートツアー、30年前は30ドルくらいだったのですが、今は90ドル近いです。日本円で1万円くらい。
田舎の素朴なB&Bは一泊180ドル平均、大都市のホテルは一泊300〜400ドル。
もうこれが普通なので、観光客は誰も気にしていません。気にするのは、日本円弱く、物価が横ばい状態の日本人だけ。
先日、ディズニーランドやユニバーサルスタジオが1万円というニュースをみましたが、世界基準からすると1万円というのは超格安なんです。

クレジットカード、2枚もっています。1枚は月の限度額200万までですが、普段使いの方は80万まで。今回、足りるかな……。

夕方、ウッディポイントを取材。
とにかくあたたかい物が食べたい。カップヌードルを買ってきました。
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2023年6月 6日 (火)

濃い霧

大雨。雨だけなら撮影できますが、一寸先も見えない濃い霧に覆われています。
午前中、ご主人に村を案内してもらいました。
午後から一人で近くの村を取材。でも濃い霧でなかなかシャッターを押すことができません。
結局今日は一枚も撮りませんでした。

夕方、土砂降りの雨の中、370キロ西へ移動し、グロスモーン国立公園のロッキーハーバーへ。
ホテルにチェックイン。
実は体調が悪く、長いブログが書けません。かなりの危機感を味わっています。
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2023年6月 5日 (月)

入江は流氷に覆われています

トゥィリンゲイトの風景を撮影。
あるアーティストとの出逢いがあったので取材。
その後、300キロ先の小さな村へ移動。
B&Bのオーナー夫妻、最高でした。
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2023年6月 4日 (日)

ニューファンドランドです

結局、ウトウトしかできなかった。
7時に起き、近くのティムホートンでコーヒーとクロワッサンで朝食。
9時、ホテルをチェックアウト。

トランスカナダハイウェイを走り、400キロ先のトゥィリンゲイトを目指します。

途中、ガンダーのウォールマートに立ち寄り、ダウンジャケットを探しますが、冬物は置いてありませんでした。
困りました。かなり寒いのです。外気温は5度くらい。
手袋は持ってきましたが、毛糸の帽子は忘れた。あと、ヒートテックも持ってこなかった。

PM3時、トゥィリンゲイトに到着。B&Bにチェックイン。
天気が悪いので、今日はロケハンのみ。 

10分ほどライブ配信を行いました。
近くのレストランでフィッシュアンドチップスを食べます。鱈はかなりの肉厚。本場だけあって美味しかった。
でもこれで2500円です。ちなみにマクドナルドのビックマックセットは1500円くらい。
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2023年6月 3日 (土)

カナダへ

リムジンバスで成田へ。
4時間も前に着いたのですが、すでにチェックインOKでした。方針が変わったのかもしれません。というか、今はカウンターには人がおらず、パスポートチェックから荷物預けまで、すべて自分で行います。
旅慣れていない人は海外に行けませんが、機械操作につまづいたら、「すみません!」と大声で呼べば、誰か来ます。

エアカナダ6便モントリオール行きは当然満席。この3〜4年、空席がある飛行機には一度も乗ったことがないです。国際線は常に満席です。

Fxuwge7waaakwul 12時間後、モントリオール到着。コネクションで入国審査。こちらも機械。一応有人チェックもあります。
その後、国内線のターミナルへ。スーツケースはそのまま最終目的地に行くらしいです。

ここで4時間潰します。
空港内は凄い人です。誰一人としてマスクをしていません。もうコロナは過去の話です。

ティムホートンは大行列。結局、コーヒーを買うまでに1時間も並びました。スタッフの仕事が遅いんです(笑)

ニューファンドランド、ディアレイク直行便に乗ります。こちらも満席。
最初マスクをしましたが、吉村一人だけだったので、マスクを外しました。マスクをしている人はコロナ患者と勘違いされます。

1時間半の時差があるので、ディアレイク到着は深夜の1時半。
最近、世界的にロスバゲが多いのです。荷物が出てこなかったらどうしよう……と焦りましたが、無事に出てきました。

レンタカーを借ります。
2週間で1500カナダドル、約17万ですが、フルカバーの保険も入ったので、30万を越えました。
日本人はフルカバーの保険に入らない人がいますが、これはあまりに危険です。何かあったら数百万という車代の請求書が来ますよ。
海外のレンタカーの借り方に関しては、いつか詳しく書きます。

ホテルはたぶん誰もいないだろうなあ〜と思っていたら、やはり無人でした。電話してオーナーを起こし、カウンターに来てもらいます。
ホテルのベッドに入ったのは朝の4時でした。歯を磨くのもかったるくなるほどクタクタです。

2023年6月 2日 (金)

写真集、Amazonでの予約がはじまりました

写真集『美しい世界をめぐる旅』のAmazonでの予約が始まりました。
6月30日発売なので、当日には発送されます。
https://amzn.to/3WOnvhK

全国の書店でもご注文いただけます。「池袋ジュンク堂書店」の芸術書コーナーでは6月30日以降、確実に買えます。

オルゴール館「清里フォトギャラリー」の通販サイトでも販売を行います。サイン本ご希望の方は、こちらからご注文ください。
※まだサイトにはアップしていません。カナダから帰国後の20日以降になります。
https://tinyurl.com/2jtn29vy
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2023年6月 1日 (木)

国際線は満席状態です

円安で海外に行く人が少なくなっていますが、海外から来る人は多くなっています。
また、各航空会社は日本をアジア路線のハブとしているので、例えば北米路線だったらアジアから日本に到着した時にはすでに満席に近い状態です。
よって、どの航空会社も国際線は常に満席状態です。

カナダ行きの航空券、今年の2月に購入しました。燃油サーチャージが11万のときです。(今は8万円くらいです)
ついつい席を取るのを忘れており、4月の段階で、3列シートの真ん中しか空いていませんでした。ガ〜ンといった感じでしたが、何と今日の朝、通路側が一席空いたのです。速攻で変更しました。
海外に行かれる方は、席を抑えるのは1日でも早い方がいいです。通路側を確保するには半年前がベストです。

パスポートケースの中に、420 USドルが入っていました。コロナ前にアメリカに行ったときのお金です。
早速両替したら、56,000円にもなった。1万円も儲かった計算です。まさにラッキーっといった感じでした。

実はずっと欲しかったデジタルガジェットがあります。それはAmazonのkindle scribeです。帰国後に買うつもり。

これいいんです。何とマイクロソフトのWordに対応しているんですよ。Wordから「Kindleに送る」ができる。
今まで書いた原稿はプリントアウトして、ペンで訂正を入れていました。今後はkindle上で行えます。

今使っているKindleは、2014年のVoyageです。もちろん今でも毎日寝る前に立ち上げ、本を読んでいます。旅もいつも一緒。もうKindleがない生活は考えられないです。
テキストや資料本は紙の方ですが、小説はKindleで読むのがベストです。
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