若い人たちにアドバイス。資産運用を必ず行ってください
YouTubeではじめた若者との対談動画、なかなか第2弾をアップすることが出来ません。大学生の候補はたくさんいるのですが、多くの人が顔出しに抵抗あるようです。僕らからすれば、若い人たちはみんなSNSで慣れっこになっている、とう感じですが、実際は違うのもしれませんね。
よく「写真家になりたいです」とう相談を受けます。
昔と今とでは、夢を叶える方法は全く異なります。
30年前は、写真を撮って、その写真を出版社に売り込んで、という感じでいけたのですが、今は、この方法では写真家になれません。
まず、売り込める紙の雑誌が少なくなってしまいました。あとどの出版社も、自費出版以外の写真集は出さないので、お金のない人は相手にしてくれないでしょう。
今は、SNSで自分の作品を発表し、自らファンを掴み、収益を上げ、写真家として独り立ちしていく時代です。
たとえばSNSのフォロワー数が30〜50万人いれば、もう何でもありですよ。YouTubeだけでも月100万は入ってくるわけだし、自費出版で写真集を作ってもAmazonで売れまくります。カメラ会社をはじめとする企業からも、どんどん仕事が入ってくるでしょう。
あと、今の若い人たちに言いたいことがあります。資産運用を必ず行ってください。株を買うのもいいですし、今は積立NISAとか、魅力的な金融商品がいろいろある。
僕が唯一後悔しているのは、若い頃に資産運用をやらなかったことです。
20代の頃は、100万のギャラが入ったら、すべてカメラやレンズで使っていた。その1/3を投資に回すことなんか、これっぽっちも考えなかった。
友達の中に、株式投資をやっていた人がいました。サラリーマンの友達はほぼ全員がやっていた。「吉村も株を買えよ」とよく勧められましたが、結局、買いませんでした。
確かアップルの株を買っていた友達がいたな。今も持っていたら、凄いことになっていますね。
50代を過ぎると、若い頃からしっかりと将来のことを考えていた人と、そうでない人とでは大きな差がついてきます。若い頃から資産運用をやってこなかったフリーランスは、結構悲惨。退職金もないわけですし……。
こんな僕でも、二十代の頃からきちんと生命保険には入っていました。必要性は全く感じませんでしたが、50代になって所々体が壊れてくると、入っていてよかったな、と感じている。
あと年金も、35年間、ずっと払い続けています。65才からきっちり月6万円をもらうつもりでいます。70才までのばせば月10万くらいに脹らみますが、今のところ65才からもらうつもりでいる。
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