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2023年10月 3日 (火)

ヨーロッパの都市は盗難に注意

東京にいます。
10月中旬〜下旬は「最も美しい村」の取材で四国を旅します。
いま、宿の予約をしているのですが、多くの宿で空きがない……。結構、イライラします。

だんだんとパターンが見えてきました。
いま絶好調なのは一泊2〜2.5万くらいの宿です。外国人旅行者が好むのは一泊4〜5万円の宿。現地通貨に換算すると200ドル、200ユーロなので、日本円で4〜6万というのは格安に感じるらしい。
日本で一泊4〜5万と言えば高級宿です。最高級のサービスが受けられるので、外国人はクセになってしまうのでしょう。

いま日本で苦戦しているのが1泊1万円くらいの宿。ビジネスホテルも結構空きがあります。
今回の四国取材も、なかなか村内で食事付きの旅館が取れないので、途中で近くの街のビジネスホテルを組み込むことにしました。 

昨日「スナックラジオ」で、海外旅行をしたときの盗難被害の話をしていました。いま、スマホやイヤホンを盗まれても追跡できます。そのときのエピソードが面白く、思わずこちらも笑ってしまった。

ヨーロッパの大都市は特に危険です。スマホやカメラは間違いなく盗まれると思って行動した方がいいでしょう。

この超旅慣れている吉村でさえ、ヨーロッパの大都市、パリとかミラノとかマドリードとかを取材するときは必ず現地ガイド(英語)をつけます。そして撮影時は常にガイドさんと一緒に行動する。
現地の人といると、窃盗団はアプローチしてきません。よって、思う存分写真が撮れる。
もちろん、写真なしの旅だったらガイドさんは必要ありませんが、僕の場合、旅といえば大体取材になりますね。

悪い奴らは、ありとあらゆる手段を使って旅行者にアプローチしてきます。特にアジア人、中でも日本人は狙われやすい。

たとえば広場にいると、若い女性が、「シャッターを押してくれるかしら?」とよく声をかけてくる。
これを受けたらアウトです。iPhoneを渡されるときに故意に落とされ、「貴方のせいでスマホが壊れてしまったわ、弁償しなさい!」とくる。
大都市で誰かに「シャッターを押してください」と言われたら、「NO」と言ってきっぱりと断りましょう。

あと、カメラやスマホにストラップをつけて首からぶら下げていると、そのストラップをハサミでチョキンと切り、サッと機材を奪われる被害も多発している。よって、ハサミでは切れないワイヤーストラップにするのが一番です。

女性の場合、一人で寂しい夜道を歩くと、ハンドバッグやスマホは間違いなく盗まれます。

平和ボケしている日本人やカナダ人は、ヨーロッパの大都市に行くとかなり戸惑うでしょう。大都市は戦場だと思い、常に神経を張り巡らせながら行動するようにしてください。

もちろん、ヨーロッパの地方の街や村では、全く盗難の心配はいりません。日本やカナダと同じような感覚で旅できます。だから僕は村巡りが好きなんです。
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