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2024年2月 1日 (木)

ラウターブルンネンへ行く

スイス一と言われているユングラウヨッホのスフィンクス展望台に行ってみようと思い、朝食後、駅に行きました。
キップ売り場のお姉さんに、
「ユングラウヨッホ、往復1枚お願いします」
と言ったら、
224スイスフランです」
「えっ!」
咄嗟に動揺してしまいます。224スイスフランと言えば約38,000円です。東京〜博多の新幹線の運賃よりも高い……。宿泊割が使えるにしろ、それでも3万円以上です。
近くの展望台に行くのに約4万……。

少し考えた末、ユングラウヨッホには行くのをやめ、麓のクライデ・シャイデックの往復を買いました。こちらは54スイスフラン、約9,200円です。

各駅の登山鉄道に乗って、クライデ・シャイデックへ。駅近くにホテルやレストランがあり、スキー客がたくさんいました。
巨大な岩山の上に、スフィンクス展望台が見えます。今日は天気が悪いので、あそこまで行く意味はないな、と自分に言い聞かせました。
中国人、韓国人の観光客は、次々とユングラウヨッホ行きの電車に乗り込んでいましたが(笑)

この巨大な岩山の中に登山鉄道のトンネルがあり、てっぺんまで電車で行けるんです。

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いずれにせよ、スイス人は凄いと思う。岩山に鉄道のトンネルを造ってしまうのだから。日本にスイス人が暮らしていたら、北アルプスや南アルプスは電車で行けるようにしたと思う。剣岳だって赤岳だって、山頂に駅を造るでしょう。

ホームに、ラウターブルンネン行きの列車が滑り込んできました。
駅員に尋ねたら、この54スイスフランのキップは周遊券になっているので、ラウターブルンネンに行くことも可能だとか。
午後、車で行く予定でしたが、すぐに電車に飛び乗りました。

30分後、ラウターブルンネンに到着。
2時間ほど村歩きしてスナップ写真を撮りました。

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同じ登山鉄道に乗って、クライデ・シャイデックへ。
スイスに来て驚くのは、列車が上へ下へと移動していくことです。目の前にある急峻な山も、列車がグングン登っていく。この光景、ちょっとしたカルチャーショックです。

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車窓を眺めながら、「今後、海外取材は厳しいかもしれないな……」とぼんやりと考えました。
食費など、どんなにセーブしても、23週間の取材で100万は絶対にかかります。ヨーロッパだけでなく、アメリカやカナダも同じ。

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すべて円安がいけないのですが、海外の物価高にも原因があります。でも、地元の人は、あまり気にしていないんです。多くの人が、それなりに稼いでいるから。

解決の糸口は、「自分が金持ちになる」ことですが、60近いオジサンにはもう無理(笑)焦って株をやったりすると絶対に失敗する。

いずれにせよ、若い頃から資産運用をやってこなかったことを、今になって後悔しています。
株をやっていた友達は、いま、数千万の利益を上げている。少し悔しいですね……。

このブログ、2030代の人は読んでいませんが、もしいたとしたら、資産運用は必ず行ってください。NISAでも何でもいいです。ワンルームマンション投資だけは危険。

グリンデルワルトは本格的な雨になりました。
コープで食料を調達した後、駆け足でホテルに戻ります。
今日は夜景の撮影が出来ません。

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