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2024年3月30日 (土)

数多くの写真を撮らない努力

イタリア語圏とロマンシュ語圏にある村の写真セレクトを行っているのですが、これがなかなか大変。
写真選びをしているときに感じるのは、「なんでこんなにたくさん撮ってしまったんだろう……」です。
似たよう風景写真が何枚もある。

写真は基本、1〜2枚でいいはずです。でもデジタルカメラを使うと、どうしてもシャッターを切りすぎてしまう。

もちろんこれは、人によって違うと思います。
デジタルカメラを使っても、撮らない人は撮らない。

以前、インタビュー取材で我が家を訪れた写真家のAさん。
近くの公園でポートレートを撮ってもらったのですが、3枚しか撮らなかった。
「えっ、もう終わりですか?」と思わず聞いてしまいました。
この写真は決まったなと思い、背後のモニターを見たらやっぱり決まっていた。すると自分の中で「終わり」となるようです。 

昔、ある著名な写真家が、ある女優の写真集を作るとき、フィルム2本しか撮らなかった、というエピソードがあります。

僕自身も1枚派です。4×5や8×10の大判カメラを使っているときはワンカットしか撮らない。
A面とB面、同じ写真を2枚撮っているのは、露出を現像で調整するためです。

しかし、デジタルカメラを使うようになってから変わってしまいました。風景と対峙したとき、最低でも30枚は撮ってしまう。
たくさん撮るということは、「数打ちゃ当たる」の世界なので、写真が下手になっていきますね。

たくさん撮っていいことは何もありません。写真選びに時間が掛かるし、保管用のハードディスク代も馬鹿にならない。
今後、デジタルカメラを使うとき、写真をあまり撮らない努力をしていこうと考えています。

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