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2024年6月20日 (木)

RAWデータは大切です

スイスの写真データの現像&レタッチを行っています。1日16時間くらいパソコンに向かっている。
デジタルカメラを使うと、JPEGとRAWが同時に撮影できます。JPEGは皆さんがよく使うおなじみのデータ。RAWというのは「生」のデータです。これはフォトショップなどのソフトを使って「現像」しなければ使えません。

JPEGだけでいいという考えもあります。しかし、RAWを現像することによって、JPEGでは生成されなかったハイライト部やシャドー部に潜んでいる絵柄を引き出すことができるのです。
例えばこの写真。上がJPEGで、下がRAWを現像したものです。
JPEGではハイライト部が白飛びし、シャドー部が潰れていますが、RAWではしっかりと出ている。現像によって引き出しました。

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RAWデータの扱いは簡単です。まずは現像ソフトにどのようなイメージの写真にしたいかの指示を与えます。その後現像し、TIFFで保存。次にフォトショップで展開し、追加のレタッチを行い、入稿データを作る。 

出版物用のデータを作るときは、レタッチをやり過ぎてはいけません。僕はいつも60〜70%のところで止めています。つまり最終は、印刷会社のプロのオペレーターさんに任せるのです。
印刷の場合、RGBでなくCMYKで考えていなかればならないので、僕らとは全く異なる方法でレタッチが行われます。オペレーターさんたちはプロ中のプロ。僕らのような写真家なんか彼らの足下にも及びません。
プロに任せる。これが素晴らしい印刷物を作るときの基本姿勢です。

ネット印刷など、格安をうたっている印刷会社さんを使うときは、こちらで100%レタッチを行ってデータ入稿しなければなりません。入稿されたデータがそのまま印刷物となるので、あまりいい写真集は生まれないですね。

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