基本は、民宿に泊まる
東京に戻りました。
2週間くらいの取材がちょうどいい。3週間になるとかなり疲れます。
20代の頃は1〜3ヶ月間が普通でした。もちろん現地ではアパートを借りていた。
カナダは、夏のみ貸してくれるルームがいくつもあったのです。逆に、学生が戻ってくる9月以降は部屋が見つかりませんでした。
日本の宿泊施設は、1泊8,000円〜1万円が普通になってしまいましたね。
ここ数年、部屋は個室で、シャワーとトイレは共用、という宿泊施設も増えています。そのようなところはだいたい1泊6,000円台。部屋だけ個室、というホテルは、大きな街には必ずあります。小樽、函館にもありました。
美瑛町ではフォテージイン美瑛に宿泊しました。シャワーとトイレはシェアですが、とても清潔だった。
で、いまホームページを見たら、ここは写真をコンセプトにしているんですね。一泊しただけなので、全く気づきませんでした。
「最も美しい村」の取材は、基本は民宿です。今回も5軒の民宿に泊まりました。
日本の場合、リアルな生活の場にお邪魔する、という感じですね。宿として特別に何かを用意していることはありません。仏壇が置かれている部屋に泊まることもあるし、洗面所に住民の歯ブラシが置かれていることはしょっちゅうです。
インバウンドのお客さんたちが、日本の民宿に泊まりたいという理由がなんとなくわかります。きっと日本人のリアルな生活の場に入り込んでいけるからでしょう。
海外のB&B(民宿)は、どことなく住人とゲストの居場所がわかれています。
ちなみに僕は、どんな環境でも熟睡できます。
ダメなのは「蚊」。電気を消した後、顔にプ〜ンと飛んできたら眠れない。蚊は、どんな民宿でも6〜7割の確立でいます。
ここ数年、ワンプッシュ蚊取りを持参するようにしています。これにだいぶ助けられている。
ただ、家に金魚やメダカいたら要注意です。薬剤は水に溶け込むので、ワンプッシュを使うと大変なことになる。よって、リビングを横断するとき、水槽があるかどうかチェックしましょう。