羊蹄山に感動する
西へ向かいます。
2時間後、小樽に到着。
フィルムカメラで街中を撮影しようとと思い、歩いて街中に行ってみると……
運河周辺は凄まじい数の観光客でした。クルーズ船の入港と重なったのもタイミングが悪かった。
小樽も絵に描いたようなオーバーツーリズムの街です。
逃げるように街中を後にしました。写真は1枚も撮らなかった。
京極町へ移動します。
この村は火曜日に取材する予定ですが、羊蹄山がくっきり見えていたので、チャンスとばかりに来てみたのです。
羊蹄山、生まれて初めて見ましたが、その勇姿に感動しました。
夕方、ニセコへ移動します。実は今日、小樽でホテルが取れなかったのです。空きがあるのは3万円以上の部屋ばかり。
予約サイトを見ていたら、ニセコで8000円台の部屋を見つけたのです。速攻へ予約を入れました。
何かと話題のニセコです。
羊蹄山を望むスキー場の脇にたくさんのモダンな建物が建ち並ぶ、いわゆるウィンターリゾート地です。道を歩いているのは外国人ばかり。
50年前の越後湯沢とか、信州のリゾート地は、モダンなホテルが建ち並んでいても、素朴な民家や田んぼや畑など、日本文化もきちんと残されていた。ニセコには、日本を感じるものが少ないですね。
外国人は、どうしてここが好きなんだろう……。僕は何も感じなかったです。
レストランで食べるどの料理も3000円以上と言われていますが、セブンもローソンもセイコーマートもある。よって、食事は1000円以下で十分可能です。
オーストラリア人写真家の素晴らしい写真ギャラリーがありました。
https://ajgalleryniseko.com/
A1サイズの作品額が中心で、価格は10万円台です。
海外では写真を部屋に飾るという文化があるので、作品は飛ぶように売れるのでしょう。
小屋とコンテナハウスを使って造られたとても雰囲気のいいギャラリーでした。
信州の山の中に造るギャラリー、こんな感じでもいいのかもしれません。