カメラの価格は40年前の10倍。フィルムを買う
先日ある著名な方が、「カメラがあまりにも高くなり、今後、写真は趣味の対象から外れるだろう」とおっしゃっていました。
デジタルカメラやレンズは年々価格がアップし、今はAPS-Cで20万円以上、フルサイズだと50万円以上です。レンズは1本15〜30万円。広角・標準・望遠と3本揃えると100万円はいってしまいます。
つまりカメラとレンズで150万円は必要。軽自動車1台分ですね。
写真をやってみたいと夢見る中学生や高校生がいたとします。
機材が5〜8万円くらいだったら、お父さんは頑張って息子や娘のために投資するでしょう。
現に僕がそうでした。中学のとき、父にカメラを買ってもらった。OLYMPUS OM-10 50mmF1.8レンズつきで5万円です。
今の時代、50万、100万の機材を子供のためにポンと買ってあげられる親は、本当に一握りだと思う。
つまり、老若男女、写真は趣味の対象から外れるのです。
今後は、動画が中心になっていくような気がしています。
スマホやドローンを含む動画用のカメラは、まだ10万円以下で買えます。
ちなみに、僕がこの3〜4年で最も投資した機材は、動画用のカメラです。DJIのカメラはほぼ全て持っている。オズモポケット初代、2、3、あとアクション。
この勢いで6〜7万のドローンも買うかもしれません。9月5日に発表になるDJI NEO、少し気になりますね。おそらく5万円以下で出してくる。
何で日本のメーカーから、ワクワクドキドキするようなVlogカメラやスマホが誕生しないのか、不思議で仕方がない。
今の時代、ワクワクドキドキは、すべて中国メーカーです。
今後も頑張ってフィルムを続けていきます。
明日から北海道なので、今日、量販店に立ち寄ってフィルムを買ってきました。
いつも使っているFUJIFILM 400は売り切れ。実はこれ、コダック製。今国内には一つも在庫がないようです。次の入荷待ち。
コダックカラープラス200とモノクロのイルフォードデルタ400を買いました。これだけでも2万円はいくので、フィルムはそれなりに高い「趣味」ですね(笑)