別れはつらいです…
お世話になっていた編集者の方が亡くなり、大きな衝撃を受けています。
この10年あまり、一緒に仕事をする機会はありませんでしたが、時おり声をかけていただき、年に一度ほど食事をご一緒していました。
僕は、長野県の田舎から出てきたごく普通の若者でした。
学歴もなく、コネもなく、裕福な家庭に育ったわけでもありません。(写真というかアートの世界では、実は「裕福」であることが、とても重要だったりします)
そんな僕を拾い上げてくれたのが、出版社の編集者の皆さんでした。
編集者さんの支えがあったからこそ、写真集を出すことができ、写真家としての道を歩むことができたのです。
あの頃、僕は二十代。編集者の皆さんは四十代だったと思います。
同じように年齢を重ね、今では皆さん七十代、八十代。
そしてある日、ご家族から訃報の知らせが届く。
そんなことが、少しずつ増えてきました。
やはり、別れはいつになってもつらいものです。
